https://news.mynavi.jp/article/20240706-hokurikushinkansen/
北陆新干线“小浜・京都ルート”详细は年内决定、2025年着工めざす
掲载日 2024/07/06 08:00
著者:杉山淳一
NHKニュースによると、与党整备新干线建设推进プロジェクトチームは6月18日に北陆新干线委员会を开き、敦贺~新大阪间は8年前に决定した“小浜・京都ルート”を前提として议论を进めることを确认したという。北陆の一部自治体等が再考を求めた“米原ルート”は课题が大きいことを确认し、引き続き“小浜・京都ルート”を前提とする方针に。“年内に详细なルートを决定し、来年度中の着工を目指す方针で一致”したとのこと。
朝日新闻电子版の6月18日付“北陆新干线の大阪延伸‘米原ルートはなし’与党整备委が确认”では、“委员会では米原ルートを求める声はなかった”と报じられている。
翌19日、鉄道・运输机构は“北陆新干线事业推进调査に関する连络会议资料”をサイト上に掲载した。鉄道・运输机构の“令和5年度北陆新干线事业推进调査について”と、国土交通省の“北陆新干线(敦贺・新大阪间)のルートに関する议论について”が1つのPDFファイルにまとめられている。
“令和5年度北陆新干线事业推进调査”は6项目で実施した。
“用地関系调査”は、明かり区间となる福井県内の高架桥と桥りょうについて、登记簿や公図の情报をもとに现况との差异など确认した。工场等の大型施设・商业店舗・集合住宅や、长期にわたって相続されていない土地など、用地确保に时间がかかる物件を确认した。
“地质関系调査”は、敦贺~新大阪间の全线の想定地域で25本のボーリング调査を実施し、ボーリング调査を补完する物理探査を2件実施した。调査の结果、重金属を含む要対策土の含有率は约30%と推定された。“产业技术総合研究所 地质调査総合センター”の地质図をもとに、环境影响评価対象区域内の山岳トンネル区间について、约80kmの地质縦断図を作成した。
“受入地事前协议”は、トンネル工事等の発生土について、自治体と受入れ候补地について事前协议を実施した。陆上および海洋の受入れ候补地案を把握した。“地下水関系调査”は、京都市内の12カ所で地下水、8カ所で河川水を采取し、成分分析を実施した。その结果、深层の地下水は京都盆地に広く分布する难透水层の下を流れて、京都駅や伏见酒造エリアまで到达している可能性があることを确认した。この结果を踏まえ、駅とルートを选定していく。
“鉄道施设概略设计”は、难工事が予想される京都駅と新大阪駅について、地质调査のデータをもとに、駅本体の构造物の大きさ、工事に必要な土留めや地盘改良方法の検讨、具体的な施工计画の検讨など実施した。“道路・河川等管理者との事前协议”は、新干线と交差する道路や河川の管理者と协议し、161件すべての交差物件について设计条件を确认した。2024年度はこれら6项目について调査を深め、関系者との协议を継続する。
“小浜・京都ルート”は京都市郊外の美観地区で、工事による景観破壊と水利の悬念から现地调査を拒否する动きが报じられている。しかし资料を见ると、具体的な调査が进んでおり、说得やルート変更次第で解决できそうな内容になっている。“年内に详细なルートを决定”は可能な印象を受ける。
“京都府の受益に対して费用负担が大きすぎる”という报道もあったが、歴史的に京都と北陆の交流に実绩がある。在来线特急时代より所要时间が短缩され、相互の観光客の需要を取り込めるため、费用対効果や経済波及効果は高い。
“米原ルート”は再度否定、课题は解决できなくもないが…
国土交通省の“北陆新干线(敦贺・新大阪间)のルートに関する议论について”は2枚のスライドで、1枚は“小浜・京都ルート”に决定した経纬、もう1枚は“米原ルート”を采用しなかった経纬を说明している。最近になって、石川県の沿线自治体から“米原ルート”を推す声が高まっていたが、これを明确に否定した。
“米原ルート”は“东海道新干线に直通できない”。东海道新干线と北陆新干线は“运行管理システムが异なる”。脱线防止システムの考え方も违う。运赁は通算できるとしても、新干线料金は米原駅で打切り合算になるため、割高になる。
ただし、これらは解决できない问题ではない。
东海道新干线の运行本数が多く、北陆新干线からの直通列车が受け入れられない。可能性があるとすれば、リニア中央新干线が予定通り2037年に新大阪まで开业した场合に、“のぞみ”の本数を减らせるかもしれない。
运行管理システムが异なる问题に関して、东海道・山阳・九州新干线が采用する“COMTRAC”は、分岐しない路线を想定して作られている。一方、北陆新干线が采用する“COSMOS”は、东北・上越・北陆新干线の分岐を想定して作られているという。しかし、直通车両に両方のシステムを搭载し、米原駅停车时に切り替えれば済む话といえる。北陆新干线の全编成を対応させる必要はない。富山~新大阪间の“つるぎ”専用编成を设定すれば良い。ただし、北陆新干线全车両の共通运用ができなくなるから、车両の运用効率は下がる。
脱线防止システムについて、东海道新干线は线路侧に脱线防止ガイドレールを设置し、车轴の中央に逸脱防止ストッパを取り付けている。北陆新干线は车両侧の车轴の外侧に逸脱防止ガイドを设置し、线路侧にレール転倒防止装置を设置している。しかし、これも直通车両侧に逸脱防止ストッパを取り付け、逸脱防止ガイドが东海道新干线规格の线路に支障しなければ解决できそうだ。
とはいえ、これらの问题を解决するためのコストは増える。それを嫌うならば、直通せずに米原駅乗换えという形になるだろうが、乗换え案はいままで敦贺駅で乗り换えた不便さが米原駅に移るだけではないか。将来の直通を见据え、暂定的な乗换えとする方法もあるものの、それがいつ実现するかはわからない。
所要时间は“小浜・京都ルート”より増える。运赁は通算できるとしても、新干线料金は米原駅で打切り合算になるため、割高になる。东北新干线と北海道新干线、山阳新干线と九州新干线は合算しているため、このルールが适用される可能性は高い。もっとも、JR西日本とJR东海の话し合いで解决できる问题でもある。
“米原ルートのほうが早く开通できる”は间违った认识
整备新干线について事実上の决定権を持つ与党整备新干线建设推进プロジェクトチームが“小浜・京都ルート”を坚持し、“米原ルート”を否定した。それでも“米原ルート推し”は止まらない。
产経新闻电子版の6月20日付“米原ルート検讨求め决议 北陆新干线延伸で石川県议会、驰知事は‘小浜ルートで変わりない’”によると、石川県议会は6月20日、“米原ルート”を検讨するよう求める决议を賛成多数で可决したという。石川県の能美市议会も、6月26日に“米原ルート”の再考を求める决议案を可决した。同じく石川県の加贺市议会も、6月27日に“米原ルート”への転换を求める决议案を全会一致で可决した。
なぜ执拗に“米原ルート”を推すのか。その理由は、“小浜・京都ルートの着工の见通しが立たない”から。“米原ルートのほうが早く开通できる”という。
これは间违った认识だ。
前出の通り、“小浜・京都ルート”はすでに6项目で调査と事前协议が进んでいる。环境问题は详细ルートの选定で最小限にとどめる可能性が高い。リニア中央新干线の静冈地区のように、国が有识者会议を招集して调査・确认する方法もある。リニア中央新干线では、生态环境は地表近くの表层水が维持し、大深度地下トンネルの影响は小さいという见解が示された。
これに対し、“米原ルート”はまったくの手つかずである。“小浜・京都ルート”は2019年から2024年现在まで、5年にわたり环境影响评価手続きを実施してきた。“米原ルート”は未着手であり、距离が短ければ早く终わるというものではない。
そもそも“米原ルート”は新干线の建设条件に合致していない。整备新干线の着工条件として、“安定的な财源の确保”“収支采算性”“投资効果(B/C)”“営业主体のJRの同意”“并行在来线分离について自治体の同意”の5条件が挙げられる。このうち“営业主体のJRの同意”について、JR西日本は“米原ルート”に同意しないと明确に态度を示している。东海道新干线直通はコストがかさむ上に、営业距离が短いため営业面で魅力が薄いからだろう。
“并行在来线分离について自治体の同意”は、福井県と滋贺県が“小浜・京都ルート”の早期整备を求めており、“米原ルート”を支持していない。とくに滋贺県にとっては、“米原ルート”になると北陆本线の米原~近江塩津间が并行在来线となる可能性が高い。米原駅から北陆方面に直通できる利点と、并行在来线の负担を検讨する必要がある。
石川県の驰浩知事は、6月20日に行われた県议会の直后、“県议会の意思表示には敬意を表す一方、小浜ルートでの早期整备を求めることに変わりはない”と记者団に语った。
“米原ルート”にしたいなら“北陆・中京新干线”の実现求めたほうがいい
笔者は、“米原ルート”支持の理由が“米原に行きたい”ではないという点で、动机が不纯だと考える。“米原ルートにすれば中京方面に乗り継いで速达可能”という理由なら说得力も増すはずだが、“米原ルート推し”はそれを掲げない。なぜなら、“名古屋方面に行きたい”と言ってしまったら、それは北陆新干线ではなく、基本计画路线である“北陆・中京新干线”になってしまうからだ。
早期开通が目的なら、沿线自治体が“小浜・京都ルート”で一丸となって取り组み、京都府と协调したほうが最も早いだろう。そうでなければ、いままで“小浜・京都ルート”の実现に向けて尽力した鉄道・运输机构や関系者の努力が报われない。
それでも“米原ルート”を作りたいなら、“北陆・中京新干线”の早期実现を求めて、整备新干线に格上げするために活动したほうがいい。
ただし、现在の新干线の建设费は“属地负担”だから、“米原ルート”も“北陆・中京新干线”も建设地域の大半を占める滋贺県が自治体负担分の全额を引き受ける必要がある。前出の通り、北陆本线の并行在来线化も避けられない。九州新干线西九州ルートで佐贺県が纳得しない理由も“属地负担”だからといえる。“小浜・京都ルート”で京都府が渋る理由として、府単位の费用対効果で“属地负担”が大きすぎるという意见も见受けられる。
整备新干线建设费用の自治体负担は、建设地の自治体が“属地负担”する考え方から、実际に利益を得る自治体が“応益负担”する考え方に転换する必要があるだろう。今后の新干线建设のためにも、この机会に枠组みを再検讨してほうがいい。
这则新闻主要是引述NHK在上个月报导的新闻中,执政党召开的整备新干线建设推进
プロジェクトチーム会议中提到,北陆新干线新大阪延伸的部分将会以小浜案为前提进行
推进,预计2025年开始动工
在JRTT公布的文件中提到预计会在今年完成用地、地质、地下水等调查,以及路线规划
、与其他单位的事前协议等动作
https://www.jrtt.go.jp/project/turuhannrennrakukaigi5.pdf
https://i.imgur.com/49b40se.png
https://i.imgur.com/otrTJcu.png
如果上述计画顺利在今年完成的画,预计可以在2025年进行动工
JRTT也有举出原本最为可行的其中一案(米原案)无法推行的原因
1.东海道新干线的线路容量已趋于饱和
2.轨道/列车的防止越轨/脱轨装置互不相容
3.列车运行管理系统(PTC)互不相容(东海道/山阳新干线的PTC为JR东海的COMTRAC,
北陆新干线的PTC为JR东日本的COSMOS)
4.采取米原案的话会拉长转车时间。车资也会比小浜案还要多
5.地方自治体(福井、滋贺)以及JR西日本已经开始进行小浜案预定路线的整备工作
6.小浜案的环评已经在2019年开始进行,如果改用米原案必须重新跑一次环评程序
https://i.imgur.com/zYcqClb.png
如果已经确定要走小浜案的话现在只是在吵要选定北回或是南回路线了吧?