◆◇　“　绪方恵美の、银河で、ホエホエ。”　◇◆　　　2006年12月14日発行
　　　　　　　　　　　　　　　vol.61　“ハジメテのロングバン・ツアー！”后编
（　はじめに。
　　これは3号続きの“ハジメテのロングバン・ツアー！”の、后编です。
　　Vol.59・60の“前编”“中编”を経てからお読み顶ければ幸いです。　）
　　　＊　＊　＊　＊　＊
　ライブ本体の方も概ねナカナカうまくいって！
　というかめちゃめちゃ楽しんできました！！
　心配していた広岛も、最初こそ确かにおとなしかったけど、最后には最后列の隅の
方のお客さんまで、声を上げ、コブシを振り、はね回って楽しんでくれているのが确
认でき、じわり、クルものが…。
　もちろん顽张ってくれたメンバーの力だけど、前の方で盛り上げてくれた“追っか
け队”（笑）の人达のおかげも大きくて。彼・彼女たちが盛り上げてくれた…という
か、楽しんでくれた空気が、后ろの方に伝わったんだと思います。
　…助かったよ！　サンキュ！（笑）＞追っかけ队のヒト
　ツアー２日目・神戸と３日目・大阪は、个人的事情で京都へ移住したために抜けて
しまった、今のチョコフレークヤス（笑・私がつけたせいで変な芸名に…）の一代前
のサポートベーシスト・一番星哲也が、なんとアコースティックギターで乱…いや、
参入！（笑）
　现地での当日初合わせ曲が多くてゲネプロはタイヘンでしたが、本番は全员気持ち
がピタッと合い、めちゃめちゃ良い感じに。
　お客さんも関西らしく浓い感じで（笑）、最高に盛り上がりました！
　一番星氏が男前なのにベタ関西系なので、同じ関西出身のキーボード・森藤晶司&
パーカッション・アキレスKENはもちろん、それに络む私まで“バリツッコミ”にな
ってしまったのが、受け入れられた（？）大きな要因かと（笑）。
　寒すぎるダジャレコーナーをやるわ、巨大ハリセンが炸裂するわ、濡れ濡れタオル
・パフォーマンスが展开するわ、、、
　神戸を越え、大阪が终わる顷には、すっかりコミックバンドの様相に（笑）。
　一転、4日目・名古屋はダークな雰囲気に。现地で“その日”に気づき、少ない予
算から急遽风船や安めのグッズを购入、风船に手书きでカボチャ模様や颜を描き、あ
ちこちに饰った途端、コヤ全体が“ハッピー・ハロウィン”风。
　ものすごーくチープな、学祭レベルな感じになっちゃったけど、、、でもそのグダ
グダ感が逆にウケたのか（笑）、大変イイ雰囲気にテンションアップ！
　クレッシェンドな感じでツアー前半・西日本戦を终えることができました。
　后半の5日目・长野と6日目・新潟は、さすがにちょっと少人数。
　でもおかげで长野はアットホームな、あったかくホッとするステージになったし、
新潟は少し人数が増えた分、逆にグッとホットなステージになりました。
　长野では、実际軽井沢で书いた曲“GAIA”が空気に驯染んでとてもキモチヨカッ
タし、新潟では、震灾当时现地の方が励まされたという平原绫香の“JUPITER”をカ
ヴァー。実は森藤&アキレスと春に密かに开催していたシークレットライブで一度歌
っていたので、のびのび、楽しんでしまいました。
　7日目・熊谷は空気がガラッと変わり、あぁ関东に戻ってきたなぁと！
　お客さんも満员、いつものステージの空気が満ちていて、スカッと爽やか。
　そしてラスト・横浜は、…ものすごく、热かった…！！
　この日は350キャパの会场が即日完売、超・満员御礼。あまりにガチすぎて関系者
は无论取材の人すら呼べません。
　なので东京（近郊）の私のライブとしては珍しく、お客さんと私达だけ！
　とてもシンプルで“浓い”ステージになりました。
　ステージの内容は挙げればキリがないけれど、ただひとつの出来事ですべてを表す
ならば、ワタクシ、、、
　　　初・ダイブを敢行致しました！！！
　おそらく、声优では、初！
　少なくとも、（一応）女性声优では、（たぶん）初！（笑）
　しかも见事帰还致しましたvvv
　そしてここでは、ただ1人仕事の都合でツアー参加できなかったギタリスト・西冈
和哉が参戦！　ギターレスを感じさせない森藤君のスーパープレイは本当に凄かった
けど、やっぱりギターが入ると…！！
　音が踊る。音が回る。
　重ねてきた深く厚い音の上にギターが乗っかって、热い涡がうまれでる。
　周り中巻き込んで暴れ回る、竜巻のようなエネルギー！
　自然にあちこちで、フェイクがこぼれる。
　ハラの底から吼えるようなシャウトが、喉からほとばしりでていく。
　マイクスタンドを蹴倒しまくって！　客席に飞び込んで！！
　やろうと思ってなかったのに、计算なんてしてなかったのに、
　喉が、ハラが、身体が、胜手に动いて、、、
　最高の、エクスタシー…！！！
　爱するメンバーと、爱するオーディエンスとで纺いだ、绝顶の瞬间。
　タダヒトリ爱スル人ト、ハジメテ结バレタ时ノヨウナ。
　最高でした…！！！
　＊　＊　＊　＊　＊
　“想い続けていれば、梦は必ず叶う”
　若い表现者が駆け上がり、パッと花を咲かせた瞬间は、谁もが口にする言叶。
　でもそれから时间が経ち、その状况に惯れて落ち着いて、いろいろな洗礼を受ける
うちに、光を失い、だんだん出なくなってくる言叶。
　自分もそうだった。
　谛めかけたこともあった。
　でも、放さなくて良かった。
　梦って、やっぱり、叶うんだってこと。
　それを改めて、知ることができたから、、、
　どんなに歳を取っていっても、いろいろなことが起こっても、想い続け、行动に移
し続けていれば、いつか、また、こんな瞬间が来ると思える。
　だから、もう、迷わない。
　ひとへの感谢を胸に。手を伸ばすことを怖がらずに。
　今まで出会ったたひと、これから出会うひと、いろいろなひとたちと共に、いろい
ろな场所で、场面で、纺いでゆけたらいいなと思います。
　いろんなひとが元気になってくれるような。パワーになるような。
　そんなものを、作り続けていきたい。
　いのちが、尽きるまで。