◆◇ “ 绪方恵美の、银河で、ホエホエ。” ◇◆ 2011年9月12日発行
vol.108“区切りの日に。(震灾备忘录)”
昨日、9月11日は、テロから10年・震灾から半年の区切りの日。
その日を迎えるにあたり、いろいろ考えて、、、そして、封印するつもりだっ
た写真たちを、ブログにupすることにしました。
7月に东北に行った时の写真。
行きたいというキモチだけ抱えていたとき、ちょうど青森のロックフェスのお
仕事が入ってきて、“これだ!”とばかりに、前后のスケジュールを空け、北へ
向かうことにしたのです。
その动机、そして経纬と、その时撮った写真は、さきほどブログにあげました。
ご面倒で恐缩ですが、まずはそちらを読んで下さい。
http://emou.seesaa.net/
9月12日付・“区切りの日に。”というタイトルの5连発です。长文ゴメン。
でも写真満载なので、まだ読みやすいと思います。メルマガよりは(笑)。
そんなこんなを経て、私が思ったことを、こちらには书きたいと思います。
↓↓↓↓↓ (时间経过)
……ブログ、……読んでもらえました?
……では、、……読んでもらった、テイで(笑)。
今回、一番最初に向かったのは、福岛の猪苗代湖畔でした。
ブログで书いた福岛の友人というのは、元々いきつけだった寿司屋の大将。
本当に腕の良い、素晴らしい寿司职人だった彼が、诸事情あって、実家のある
猪苗代湖に引っ越し、お店を开いたのが今年。そして3月11日の翌周19~21日、
そこのオープニングパーティーがあるはず、だったのでした。。
傍目から见たら最悪のタイミングでした。
だいじょうぶかな。……心配。様子が知りたい。
そんな感じで、一番最初に赴いたのです。
“今、ここでできる、精一杯をやっていきますよ”
イマ、ココデデキル、精一杯。
彼の作る食事から、それは、确かな感覚として、伝わってきました。
では、“今、自分ではどうにもならないけれど、何とかしなくてはいけない”
という、现実は?
……それは、……どのようにしたら……?
猪苗代町は、原発周辺に住む方々の避难先としていち早く手を上げた町です。
だから、たくさんの避难民の方がいらっしゃいました。
そんな方々、そして、その方々と日々向き合う方々の口からは、、、
いろいろな“现実”が、伝わってきました。
それは、仙台の友人と会话した时も同じでした。
现地でしか、それもある程度の知识阶层にいる人しか知り得ない、伝わってこ
ないもろもろの事実。
マスコミは、やはり出すモノと出さないモノを操作している。
そういう事実こそ、本当は、表に出さなくちゃいけないんじゃないの……!?
歯に何か被せたような言い方をしてすみません。
でも、公人としての私には、これ以上话せない。
たくさんの周囲の方に、ご迷惑がかかってしまう。
でも、これだけは伝えたかったのです。
“ どうか、‘想像すること’を、やめないで。 ”
テレビや新闻は、本当のことを言っているとは限らない。
ネットの方が、まだ、正しい情报が流れている“可能性がある”。
でもそれですら、正しいとは限らない。
大人の事情が络むテレビや新闻よりは、ネット等の方が真実が転がっている可
能性が高い。でもその分情报量が多すぎて“见极める才覚”が必要になる。取舍
选択を正しくしてゆくには、ある程度……标准以上の知识が、ベースに必要だから。
でもそれ以上に大事なのは、、、
“ 実际の自分の目や耳で见闻きし、“ナマ”で体験すること ”
テレビはもちろんですが、ネットにかじりついて、2次元のセカイだけにいて
もわからない生身の感覚こそが、自分の五感を、想像力を、育ててくれる。
3次元の人间同士の交流だけが、本当の意味での“人间力”をつけてくれる。
その事実から目を背けていては、何も见えてこないどころか、谁かを引きずり
おとし……ひいては自分自身を破灭させていくことになるのだということを、改
めて実感させてもらいました。
今取り组んでいる“不思议な少年”の少年のセリフに、こんな言叶があります。
“ 现代の方が、より恐ろしい‘魔女狩り’が行われているーーー ”
どこかで闻きかじった情报を、さもそれが本当かのように语る。论じる。
少し悪意がまじったそれが、どんどん一人歩きしてゆく。
その言叶を口にした本人の本心がどこにあるのか、ねじまげられた情报の本当
はどこにあるのかを见极められないまま、口にするたくさんの人々。自分の凝り
固まった価値観がいかにも正しいかのような风情で、人を断じていく人々。
……本当に、おそろしい……!
いつ、どこでおこるかわからない灾害。天灾。人灾。
その“备え”を、しなければ。
日々の锻錬。それは、
“ 他ならぬ、‘自分の魂’を成长させること ”
本当に、それしかないのだと。