原文:https://note.mu/narima01/n/n26ad4c03c9fa
日本剧评家成马零一对HERO第一集的感想,翻译来源自百度贴吧TipsyPuck。
第一话を见た率直な感想は、良くも悪くも変わっていない。前回と同じ水
准のクオリティを保っている。
看完第一话的感想是,没变好亦没变差,品质与前作保持同一水准。
何人かサブキャラクターが入れ替わっていたけど、前作の主要メンバーの
その后も台词に出てくるので、そういうファンに対する目配せはできてい
る。あえて不満をいうとエンディングテーマが宇多田ヒカルの主题歌がか
からないことくらいか? でも、それも今后次第。
虽然配角换了好几个,但第一部的主要成员在后续台词有出现,如此一来也
成功地与粉丝们进行无声交流。硬要说有什么不满的话,可能是片尾曲没用
宇多田光唱的主题歌?不过,这点亦要看后续再下结论。
新キャラでは北川景子がよかった。
新角色里北川景子不错。
例えば以下のやりとり。
比如以下的一次交谈。
“盗めばいいだけじゃん”
“去偷不就有了。”
“じゃん? お前いま普通にいっただろ”
“不就?这话你也说得太随便了吧?”
彼女の口调が时々タメ口になって久利生がテメェって怒る场面は松たか子
が演じる雨宫と差别化ができている。
对于她时不时就变得随便的语气,令久利生生气的场面与之前松隆子饰演的
雨宫形成区别。
良くも悪くもシリーズの积み重ねがあるため、他の検事が久利生の行动を
许容してる中で彼女だけが久利生の対立轴として机能している。 あとは
、あまり出番がなかったが滨田岳が演じた宇野もよかった。その意味では
若手俳优がどれだけ木村拓哉に対して萎缩することなくやれるかが今后の
键かとおもう。
有人唱白脸就要有人唱红脸,当其他检查官都接受久利生的行为时,就要靠
她发挥自身与之对立的作用了。另外,滨田岳饰演的宇野虽然出镜不多表现
亦尚佳。这样,年轻演员在面对木村拓哉时,能做到哪种程度的自若应该是
今后的关键。
ここ数年の木村拓哉のドラマは新境地を目指そうとしつつも、ブランドイ
メージが邪魔して、冒険しきれないもどかしさがあった。その中で比较的
がんばったのは‘安堂ロイド’だった。それに対して‘HERO’は原点回帰
であえて前作とほとんど変えないことに意味があるのだと思う。キャッチ
フレーズが“时代は変わった。この男はどうだ。”だが、久利生だけが変
わってないことに意味がある。
这几年木村拓哉的电视剧,虽然目标开拓新境地,但受(他个人)品牌形象
阻碍,不能彻底冒险,令人感到着急。当中(从冒险创新的层面上)比较努
力的是《安堂机器人》,与之相比《HERO》是回归原点的作品,后者的拍摄
因而敢于在大体上不作变动,我想自有其意义。虽然广告标语说“时代变了
,这个男人怎样呢?”,但久利生那份坚持不变是有其价值。
特定机密保护法案や集団的自卫権の问题などが、议会の手続きが不十分な
まま、势いだけで决まっていくし、マスコミも大きな事件にばかり梦中に
なって、细部はどうでもいいって感じで盛り上がっていく中で、久利生の
検事としての行动原理は、ちゃんと手続きを踏んで一つ一つの事件を调査
して起诉するかどうか考えようというもの。
特定机密保护法案和集体自卫权等问题上,单靠议会手段不行的话,就强行
使用权力,媒体亦天天争相报导大事件,对于细节却毫不关心。于这种社会
气氛下,久利生作为检察官的办案原则却是:踏踏实实一步步调查,然后再
考虑要不要起诉。
久利生公平の正义とは。
久利生公平的正义。
実はタイトルに反して情绪的に盛り上がっていく英雄神话のようなものを
拒绝している。铃木雅之の演出によるシンメトリックな画面构成は、本作
の中にある生真面目さが明确に现れている。みんなが起诉しろ起诉しろっ
ていう中で淡々と証拠をしっかり固めていく。木村拓哉の持つ自然体の脱
力性が时代に追い抜かれたからこそ(もしも、対立轴に奥とすれば、堺雅
人の半沢直树と‘リーガルハイ’の弁护士・古美门だろう。もっともリー
ガルハイの场合は“毒を持って毒を制す”という侧面がある)逆に意味が
出てきた。
标题其实与本身内容相反,它拒绝狂热的英雄主义神话。铃木雅之导演的画
面构成各方面都尽力协调平衡,在作品中亦展现了很强的趣味性:大家都说
“起诉吧、起诉吧”的时候,久利生依旧淡定地认真搜集证据。木村拓哉表
现出一种自然的脱力性——正因为它被时代追赶的(或者,与之对立的应该
是堺雅人的“半泽直树”和Legal High的律师古美门了吧。特别是Legal High
的“以恶制恶”),反而突显其价值。
検事に“とりあえず”はない。というやりとりの后、冤罪事件の话になる
あたり、自覚的だと思う。ただ、それだけに久利生の调査が宝石强盗事件
と一致してしまうのは、ご都合主义に见える。ただ、‘HERO’は良くも悪
くも、そういう话なんだと思う、构造としては“大冈越前”や“远山の金
さん”
对检察官来说没有“姑且”这词。有这样的论调后,我想每次遇到冤假错案
,都会很自觉地去深究一番吧。只是正因如此,久利生的调查和宝石强盗事
件最终能连系起来还是看到一点机会主义。不过,无论HERO好与坏,我觉得
它在结构上应该跟时代剧《大冈越前》或者《远山金先生》相似。
今后の展开としては、北川景子や滨田岳がいいので、久利生と若い世代の
冲突みたいのをちゃんと描いてほしい。 新しいことをする作品ではない
ので、このままの水准を维持していれば问题ないと思う。
北川景子和滨田岳都不错,因此,个人希望在之后的剧情中,看到久利生和
年轻一代的冲突或类似的东西。而这次的作品亦并非要做新的东西,我想维
持目前的水准就没什么问题了。