1.
【ハンターハンター】 ネタバレ360话 ‘寻问’
■船内に満ちる不穏な空気──
リビングに并ぶ4人のハンターにクラピカが拳铳を突きつけている
クラピカ“私がいいというまで动くな 不审な动きをしたら迷わず撃つ…!”
“では私の知っている事を顺を追って话そう”
“まず今回の渡航の目的についてだ”
“表向き王子たちが乗船した理由は 国王とともに新大陆への航海を见守ることとされ
ている”
“が 真の目的は次の王を决めるためのバトルロイヤル!!”
“新大陆に到着するまでの2ヶ月间 14人の王子が最后の1人になるまで杀し合うこと
になる”
惊くハンター达“!!”
クラピカ“しかし知っての通り王子同士の接触は厳しく制限されている この状况下に
おいて暗杀が実行されるということは…”
“当然ありとあらゆる可能性を考虑しなければならない この意味はハンターであるな
ら言わずとも分かるだろう”
ヒゲのハンターが冷や汗を流す
ハンター(成程 だからあの时念の事をもち出したのか…!)
クラピカ“先ほどお前たちはこの件についてカキン军の内纷だと言った”
“だが军は王位継承戦に関して中立 あえて言うなら国王侧として王子の行动を监视し
ているに过ぎない”
“勿论今回の件に络んでいる可能性はあるが忧虑すべき优先顺位としては低い”
“逆に関与している可能性が高いのは居住区外の警备をしている准协会员(ハンター)…
!”
“渡航中のみ有効の准协会员资格として审査を通过(パス)した彼らだが…”
“审査后にどこかの阵営と接触することは十分に考えられる”
“护卫する场所によっては事を起こす机会(チャンス)も当然あるだろう”
“そして充分な审査を受けていないという点では王子の护卫 特にカキンの公式サイト
を通じてエントリーしたハンターも含まれる…!”
“王子との面会が免除されているとすれば尚更な…!!”
ハンター达“何!!”?
クラピカの薬指から锁が垂れる
"导く薬指の锁(ダウジングチェーン)"
クラピカ“以上が王位継承戦について私が知る全てだ”
“これから质问をする。正直に答えろ”
“初めに私が话す前から王位継承戦を知っていたかどうかだ”
“イエスかノーかで答えろ”
ハンター达が口々にノーと答える
クラピカ(动揺はしているが嘘はついていないようだな)
“次の质问だ 出航より前にワブル王子以外の王子と接触したことがあるか?”
再びハンター达が口々にノーと答える
クラピカ(…シロだな)
“では护卫についてカキン侧に仲介したのは谁だ?”
ハンター“协会の人间だ”
他のハンターも颔く
クラピカ“成程…お前たちは协専のハンターだな?”
ハンター“ああ何か问题でも?”
クラピカ“いや…では最后の质问だ”
“お前たちに与えられた任务は本当に王妃と王子のガードだけか?”
ハンター达“…”
クラピカ“どうした早く答えろ”
剣眉のハンターが口を开く
ハンター“…そうだ”
锁が反応し剣眉のハンターの体に回る
クラピカ“正直に答えろと言ったはずだ!!!”
“もう一度闻く! お前たちの任务は本当に王妃と王子のガードだけか?”
ぽっちゃりしたハンターが慌てた様子で间に入る
ハンター“少なくとも航海中の任务はそれだけだ! 我々のことを信じてくれ!!”
クラピカ“航海中? つまりお前たちの任务にはその先があるということだな?”
ハンター“…そうだ”
クラピカ“ビヨンドと暗黒大陆络み…だな?”
ハンター“ああ”
锁を解くクラピカ
剣眉のハンターが尻もちをつき咳き込む
クラピカ“成程…では一人ずつ自らの素性について话してもらおう”
“无论嘘をつけば锁が回る”
剣眉のハンター
“俺の名前はソーロン 赏金首(ブラックリスト)ハンターをやっている 他の3人も
同様だ”
目の下にクマがあるハンター
“俺の名はシューザック 単独で动くハンターも多いが我々は4人1组(チーム)で活动を
行っている”
ヒゲのハンター
“私の名はハクトラ 今回の任务については渡航の発表直后に协会から要请があり参加
した”
ぽっちゃりしたハンター
“仆の名前はゲンブルド 仮の暗黒大陆に到着したらビヨンド侧の人间と接触する予定
になっているよ”
クラピカ“?…つまりまだビヨンド侧の人间とは会ったこともないのか?”
ハクトラ“そうだ 君は奇妙に感じるかもしれないが协専のハンターにとっては普通の
ことだ”
クラピカ(嘘はついていない…操作されている可能性がないとはいえないが彼らは本当
に何も知らないようだな…)
クラピカ“成程…承知した 疑って悪かったな
“先ほどまでの非礼を诧びよう”
电话をしているクラピカ。
クラピカ“…という次第だ”
ミザイ“成程な…王子の护卫として纷れ込んでくることは予想していたが的中したよう
だな”
クラピカ“で どうする?”
ミザイ“本当はすぐにでも対処したいところだがそうもいかなくなった”
クラピカ“どういうことだ?”
ミザイ“ハルケンブルグ王子の护卫が一人消えた”
クラピカ“!! 今回の件と何か関系がありそうだな”
ミザイ“ああ详しいことが分かったらまた连络するよ”
クラピカ“頼む”
そこで2人の通话は终わる。
クラピカ(消えたか…もし今回の事件に関与していると仮定すると考えられる可能性は
二つ)
(加害者か被害者のどちらかだ…!!)
(前者であれば话は早いが…)
(谁にも気づかれずに移动ができるのであればそもそも护卫として潜入する必要がある
のかという疑问が残る)
(后者であればハルケンブルグの护卫は血を抜かれずに拉致されたということになるが
…)
(その场合目的が不明了だな)
クラピカの携帯が鸣る
クラピカ(!! Qに着信!!)
メッセージを确认するクラピカ
クラピカ(ビスケからか…)
ビスケ(第13王子(マラヤーム)の使用人一人がバラバラにされて杀害される事件が発生
)
(伤口の形状から犯人は念能力者の可能性が高いわさ)
(详细は落ち着いてから连络します)
クラピカ(明らかに関连がありそうだが杀害方法が违う! ということは犯人は复数人
いる…!!?)
(だとすると目的は何だ? なぜ王子を直接狙わない?)
(情报が少なく全く分からないな…)
(いずれにしても最大限の警戒を…)
念を强めるクラピカが何かに気づく
クラピカ(王子と王妃の寝室の方向!? まずい!!)
走るクラピカ
寝室の扉を势いよく开ける
キョトンとした颜でクラピカを见るオイト
ベビーカーから上の方に黒い影が伸びている
クラピカ“な…何だこれは!!?”
一方、船内パーティーにはあの男の姿が
http://i.imgur.com/k8yf9MR.jpg
■奇术师现る──
===============分隔线================
2.
【ハンターハンター】 ネタバレ360话 ‘守护’
■忍び寄る胁威…!
ハンター达に语り终えるクラピカ。
クラピカ“──以上だ”
护卫ハンター“ちょ、ちょっと待ってくれ! 杀し合いの継承戦!? そんな话闻いてない
ぞ”
クラピカ“だろうと思ってわざわざ说明したんだ”
“では质问する お前たちの任务は本当に王妃と王子の护卫か?”
それぞれ“ああ”“もちろんだ”などと答える护卫ハンターたちは全员シロ
最后にまだ答えてないリーダー格ぽい中年の髭男がクラピカの前に出る
男“君は十二支ん新入りのクラピカと言ったか? 俺はオクトス 気づいているかもし
れないが协専の…”
クラピカ“パリストンの部下だな?”
オクトス“少し违う 任务を指示したのはパリストンだが奴は立场としては我々と対等
…ビヨンドの同志だ”
“正直に言おう 护卫に関しては仕事として全うするつもりだが 王妃たちの护卫は任
务の一部でしかない”
锁を见つめながら続きを促すクラピカ
オクトス“真の目的は仮想大陆到着后にある だからこの予想外の状况に我々も困惑し
ているんだ”
“君の目的は闻かないがここは互いに信用し协力すべき局面と考える その锁はそのた
めの能力なんだろう?”
息を吐き铳をおろすクラピカ 锁はまだ掲げている
クラピカ“…否定はしない お前たちの‘真の任务’についてはひとまず置いておく”
“もう一つ质问だ あの死体の伤にお前たちは何一つ心当たりはないか?”
やはり全员シロと判明し“协力感谢する 少し席を外す”といいオイトの元へ向かおう
とするクラピカ
オクトス“待て 我々の洁白は証明できたようだが 我々はまだ君が犯人でない証拠を
─”
后ろ向きのまま右手をかざすクラピカ
クラピカ“五つの锁を操る能力だ 嘘を暴く能力の他に ある犯罪组织専用の捕获能力
自己治愈能力などがある”
振り向き绯の目を発动
クラピカ“私の夸りに誓って言おう 五つの能力にあのような外伤を与えられるものは
ない”
オクトス“…わかった 君を信じよう だが今王妃に何を话すつもりだ?”
クラピカ“内部犯の可能性はほぼないと见ていいだろう カキンの连中は念すら知らな
かった”
“だから‘残る容疑者’を确认するまでだ”
オクトス“な!まさか…!”
クラピカ(赤子にまで杀し合いを强制させるような连中だ…ただの生贽という线も十分
ありうるが)
(若い王子たちの将来性を考虑し 継承戦に胜利するチャンスは平等に与えていると考
えるのが道理)
(本人は认识していない可能性すらある念能力…血筋特有のものか あるいは…)
ソファー越しに话しているクラピカとオイト
クラピカ“─というわけで思い当たる节はありませんか? 何か…そう 仪式のような
ものだと思います”
オイト“あります この旅が公に発表された直后だったでしょうか…”
回想シーン
精霊から果実みたいなのを食べさせられるワブル王子 精霊なんかはしゃいでる
“奇妙な壷にこの子の血を垂らしました 王家に伝わる…壶中卵の仪と教わりましたが
”
どす黒いオーラがワブル王子から喷き出る
“ひどく…薄気味が悪かったのを覚えています”
クラピカ“…ありがとうございます それともう一つ”
“我々の中に敌はもういません そのことをどうか忘れず 王子を不安にさせないであ
げてください”
再びハンターたちとクラピカ
ハンター“ワブル王子が犯人…!?”
クラピカ“正确に言うなら‘内部にいた敌を无意识に杀した’可能性が非常に高い”
オクトス“王子の念ということか?”
クラピカ“ああ 王妃に确认をとった 王家の仪とやらで能力を得たのだろう”
“おそらく私のダウジングチェーンと同様 相手の心理状态に反応する能力だ”
“伤口から察するに 念獣のようなものが条件を満たした相手に攻撃する仕组みになっ
ているのだろうな”
“それが至近距离で王子もしくは王妃に敌意を抱いたものだとすれば…”
ハンター“つまり杀された连中は全员スパイだったということか”
オクトス“だが待ってくれ 念獣であれば我々に见えないはずがない”
クラピカ“あくまで推测だ 単に放出系能力者の仕业という事もありうる”
“ただもし念獣の攻撃だとしたら カキン王族専用の…守护霊のようなものなのかもし
れないな”
ハンター“でもそいつは俺たちの味方なんだろう?”
クラピカ“问题は别の王子たちの念だ 王妃と王子を护卫するためには”
“他の王子の护卫だけでなく‘见えない念’による袭撃も考虑しなければならなくなっ
た”
ざわつくハンター达?
クラピカ(他にもまだ気になる点はある なぜこのタイミングで能力が発动したのか…
)
(スパイが暗杀计画を実行に移そうとした…?)
(いや待て 壶中卵の仪…卵…)
回想シーン ワブル王子から黒いオーラが喷き出るコマ
(あの时まさか…卵が…孵化した…!?)
(だとすれば 他の王子も…!?)
そこでクラピカの携帯が鸣る
クラピカ“失礼 …センリツか? 定时连络には─”
センリツ“クラピカ!大変なの!护卫やハンター达が见えない攻撃で杀されて…”
声にならない悲鸣みたいなのが携帯からひびく
クラピカ“センリツ? どうしたセンリツ!返事をしろ!センリツ!!”
どこかの通路を必死に走っているカチョウ
カチョウ(ウソよ…ウソよウソよウソよ だって)
(ずっと一绪だった なんでも二人で分け合って 喧哗なんか一度もしたことない)
突き当たりにぶつかりすさまじい形相でふりかえる
通路にはおびただしい血だまりと肉片がそこら中にちらばっている
カチョウ“ひっ…”
(何よ何よなんなのこれ!!ふざけんなよおい!!)
(わからない! 何も见えない! でもあれは…)
天井から黒涂りのムカデのようなのが血を滴らせながら少しずつカチョウに迫っている
幻聴なのか回想なのかよくわからない声がカチョウの脳内に响く
???(カーちんあの…あたしね…)
カチョウ(フウゲツ!フーちん…どうして…)
再びクラピカ达
クラピカ(センリツ!! 杀されてしまったのか!?)
(遅かった…やはり不可视の念による攻撃…!!)
(事前にわかっていればセンリツなら察知できたかもしれないのに…!)
オクトス“どうしたクラピカ 今の悲鸣は君の仲间か?”
クラピカ“始まってしまった…王位継承戦 不可视の念能力による杀し合いが…!!”
カチョウの回想シーン 宫廷のような场所で谈笑しているカチョウとフウゲツ
(─私たちは どんな姉妹よりも仲良くて)
(ほら いつかの私の诞生日 カミーラ姉さんにドレスをもらったじゃない?)
パーティ会场 中心にいるカチョウがホイコーロや兄弟たちに祝福されている
ただ兄弟たちはつまらなそうな颜 赤子が多分マラヤーム ツェリ笑ってる
カミーラからドレスを受け取るがカミーラは汚物でも见るかのようにカチョウを见下し
ている
(あのドレス 私すごい気に入ってたのよ でもあなたいっつも男物の服ばかり着てる
から)
(本当はほしかった! なのにあなたはいらないって! カーちんの方が绮丽だからって!
だから私…どうしても…)
???(あたしね今回の継承戦…)
现実に戻るとカチョウの眼前まで迫ったムカデがアゴを开く
カチョウ(私 あなたと一绪に绮丽になりたかった! だって私たち 二人きりの…)
(そうだ! 谁も信用できない! 杀すべき敌だ!!パパもママも兄さんたちも! 私にとって
あなただけが)
???(カーちんだけは绝対に守ってみせる だからカーちん 安心してね)
カチョウ(大好きな…たった一人の…だから守りたくて…)
???(あなただけは…绝対に)
カチョウ(フー…)
???(谁にも杀させないから)
壁に飞び散る血しぶき
そのとき酒饮んでるホイコーロに电撃走る
ホイコーロ(フム 早速谁か喰われたホイな なかなか良いペース…面白くなってきた
ホイ)
■爱ゆえの杀戮…!!?