“漫画界奥斯卡”美国Eisner奖下属奖项“漫画家名人殿堂Hall of Fame”
历史上共有五位日本名人获此殊荣,分别是手冢治虫(2002)、小池一夫(2004)、
小岛刚夕(2004)、大友克洋(2012)、宫崎骏(2014)。
http://animationbusiness.info/archives/5913
2018年7月21日、米国カリフォルニア州サンディエゴ市で开催中のコミコンインターナ
ショナルにて、ウィル・アイズナー コミックインダストリー アワード(The 2018
Will Eisner Comic Industry Awards 以下、アイズナー赏)の授赏式が开催された。
この场で各部门の受赏作品、受赏者も発表された。
アイズナー赏は米国のコミック业界が过去一年间で特に优れた业绩を残した作品、ア
ーティストを顕彰するものだ。米国のコミック业界で、最も注目されるアワードである
。
さらに长年、コミック业界に贡献してきた人物を“コミックの殿堂(The Comic
Industry’s Hall of Fame)に加える顕彰活动でも知られている。2018年のコミックの
殿堂入りのひとりに、日本のマンガ家の高桥留美子が选ばれた。
日本作家がコミックの殿堂入りをするのは、手冢治虫、小池一夫、小岛刚夕、大友克
洋に続き5人目になる。特に多数の候补者の中から业界人が投票で选ぶ投票部门からの
选出は非常にハードルが高く、日本からは他に2012年の大友克洋しかいない。快挙と言
っていいだろう。
実际に高桥留美子は、2014年、2016年、2017年と过去に3回候补に挙がりながら手が
届かなかった。4回目にして、遂に殿堂入りを実现した。
高桥留美子は、‘うる星やつら’、‘めぞん一刻’、‘らんま1/2’、‘犬夜叉’、
‘境界のRINNE’など1970年代后半から常に大ベストセラーを生みだしてきた巨匠とし
て知られている。しかし、米国ではそれ以上に日本のマンガを代表する人物として别格
的な存在だ。
‘うる星やつら’は初期の英语翻訳された日本マンガの代表作で、‘犬夜叉’は2000
年代の日本マンガブームの基础を筑いた。米国の日本翻訳マンガ出版最大手であるVIZ
Mediaも高桥留美子作品によって成长し、いまの地位を筑いた。作品に加えて歴史的な
评価も、今回の殿堂入りにつながったとみられる。
2018年のアイズナー赏では、コミックの殿堂入りをしているもう一人の日本作家によ
る作品が脚光を浴びた。大友克洋の‘AKIRA’である。连载开始35周年を记念して、米
国のKodanshaが発売した全话収录の特装版が、アーカイバル・コレクション/プロジェ
クト(Best Archival Collection/Projec)部门と出版デザイン(Best Publication
Design)部门の2つで最优秀赏に辉いた。
‘AKIRA’には热狂的なファンが多いことでも知られる、记念版は高额商品にも関わ
らず大ヒットになっている。しかし优れた企画とデザインもこのヒットの理由だろう。
このほか日本作品では、翻訳出版アジア部门(Best U.S. Edition of International
Material — Asia)で、田亀源五郎の‘弟の夫’が最优秀赏に选ばれた。谷口ジロー‘
ふらり。’、野田サトル‘ゴールデンカムイ’、萩尾望都‘バルバラ异界’、伊藤润二
选集の他の候补作から抜け出した。
米国コミックを中心に活动する日本人アーティストのタケダ・サナがイラストレーシ
ョンを担当した‘Monstress’も大活跃だった。最优秀シリーズ赏(Best Continuing
Series)、最优秀ティーンズ作品(Best Publication for Teens (ages 13-17))を受赏
、タケダ・サナ个人でも最优秀ペインター/メディアアーティスト赏(Best
Painter/Multimedia Artist (interior art))を受赏している。
ウィル・アイズナー コミックインダストリー アワード
(The 2018 Will Eisner Comic Industry Awards)
https://www.comic-con.org/awards/eisner-awards-current-info