http://you.lolipop.jp/s/ff/2/axel.html
背景故事
“アクセル、お茶にするからいらっしゃい”
“亚克斯,茶泡好了快来喝”
母亲はもう3回は彼を呼んでいる。“今行くよ”と生返事がそのたびに返ってきたが、
一向に息子は姿を见せる気配はない。“あの子はいつもそうだわ、梦中になると时间を
忘れてしまうのだから。そんなところは死んだ父亲そっくり”と、母亲はいつも半分自
慢げに愚痴をこぼしていた。
母亲已经叫了她三次,每次他都回答“马上过去”,不过没有一次真的出现的。“那孩子
老是这样,一沉迷进去就忘了时间。这点跟他爸最像”母亲则老是带着一半自豪的心情喃
喃抱怨。
アクセル・ホークはボクシングを引退してから、何をするわけでもなく唯一の趣味であ
るラジコンをいじっては毎日を过ごしている。プロ时代の近寄り难さが消えてきた彼を
、それまで英雄视してきた人间は非难や中伤をしてきたが、それをかばい见守ってきた
のが年老いた母亲である。
亚克斯・霍克自拳击界引退后,唯一的乐趣就只剩作模型,借此度过每一天。职业拳手时
代的他让人很难亲近,如今已不复见,当时视他为英雄的人虽然不断谴责中伤他,但年迈
的母亲也一路守护着他至今。
アクセルは床一面に散らかした工具をうまく使い、意外と器用にラジコンを组み立てて
いく。しばらく、全体のバランスを见た后“よし”と颔いて机の上に小さな爱车を置い
た。
亚克斯精确地使用散在地板上的工具,出乎意料地精巧地慢慢组合起模型。没多久,看见
模型全体平衡之后,点头说了一声“好”,将小小的爱车放上桌子。
“アクセル、いい加减にしなさい。お茶が冷めてしまったわ”
“亚克斯,你是好了没。茶都要冷掉啦”
半分呆れたような颜でアクセル・ホークの3分の1ほどしか体积がない母亲がドアの前
に立っていた。彼女の前では元ヘビー级チャンピオンとして活跃した男も猫同然である
。
体积只有亚克斯1/3左右的母亲,带着五分呆滞表情的站在门边。在她面前,这位前任重
量级拳击冠军乖的跟猫似的。
“早くそこを片付けなさい。お茶を持ってくるわ。もう冷めてしまったけど、マフィン
を焼いてあったのよ。お前の好きなラム・レーズンが入ったやつよ”
“快点收拾一下,我去把茶拿过来。虽然冷掉了,不过我有烤了松饼,还加了你最喜欢的
葡萄干喔”
そう言って小さな母亲は笑った。
小个子的母亲说著说也笑了。
“ああ、そうそう手纸が来てたのよ。渡すのが遅れてごめんなさいね”
“啊对了,有封给你的信,忘记拿给你了”
ロウで封印された差出人のない手纸を受け取ったアクセル・ホークは、翌日から厳しい
トレーニングを再开した。
收到这封没写寄件者,只用蜡封口的信之后,亚克斯隔天又开始进行严格的训练了。