アンチ极限流チーム ストーリー/反极限流队 背景故事
打倒、极限流。
その目标に向け、如月影二は己に厳しい修行を课していた。
人里を离れ、野を駆け山を走り、己の肉体を痛めつけた。
どのくらいの月日が経过しただろう。
确かな手応えを感じた影二は、ついに山を降りた。
雪辱を晴らす舞台はKOF以外にはない。
そのKOFに出场するためには、あと2名の同志が必要であった。
打倒极限流。
为了达到这个目标,如月影二对自己进行了严苛的修行。
远离人烟,在山野中奔驰,令自己的肉体饱受折磨。
到底已经过了多少岁月了呢。
确实有感觉收到成效后,影二终于下山了。
一雪前耻的舞台,除了KOF之外别无其他选择。
而为了要在KOF出赛,另2名的同志是必不可少的。
(そう、同志でなくてはならぬ)
己の力に自信を持っている影二ではあったが、KOFが団体戦である以上、ただ腕が立つ
だけではなく、极限流を共通の敌とする……。
つまり、目的が一致する味方を得なければならない。
(でなければいつぞやのように、思わぬ不覚を取るかもしれぬ)
同志のひとりは、すぐに思い浮かんだ。藤堂流の使い手で藤堂竜白の娘、香澄。
影二はさっそく香澄を探し出し、己の目的を说明してかき口说いた。
(没错,非得要是同志不可。)
影二虽然对自己的力量相当自负,但因为KOF是以团体形式来战斗,不能光只是身手了得
,还必须同样都将极限流视做敌人才行……。
换句话说,非得是目的一致的同伴不可。
(不然很可能又会像过去那样,败在料想不到的失策上。)
其中一个同志,立刻就在脑海中浮现了。使用藤堂流的藤堂龙白之女、香澄。
影二很快地找到了香澄,表明己意并说服了她。
“KOFで优胜……。いや、KOFで极限流を打倒すれば、その盛名は必ずや竜白殿のお耳に
も达するはず”
“确かにそのとおりです! わかりました、私でよろしければ!”
元々の目的が目的だっただけに、香澄は简単にKOFへの参加を引き受けた。
“そうと决まれば、ひとつ确认しなければなりません”
“香澄殿、何を?”
“タクマ・サカザキが谜の暴汉に倒されたとの噂、真実かどうか确かめねば”
“フン、バカな……”
“若在KOF中取得优胜……。不,若是能在KOF中打倒极限流的话,如此盛名想必一定会传
到龙白先生的耳中吧。”
“确实如您所说! 我明白了,若是您不嫌弃的话!”
因为本来就是原来的目的,香澄轻易地就接受了参加KOF的邀请。
“若已经决定了的话,有件事情必要要先确认一下才行。”
“是什么事呢,香澄小姐?”
“据说坂崎.琢磨被一个身分不明的歹徒给打倒了,得确认一下这件事是否是真的。”
“哼,少说笑了……”
影二は“あのタクマ・サカザキが”と、头から信じようとしなかったが、ずっと山に笼
もっていた影二と异なり、曲がりなりにも街住まいをしていた香澄の耳には、再三にわ
たってこの“噂”が闻こえてきている。
香澄は极限流道场の近所で闻き込みしてみた。
“ああ、タクマさんなら暴汉に袭われて入院してるよ”
真実はあっさりと明らかになってしまった。
道场の隣の主妇からそう闻いた香澄は、その足で病院へと急いだ。
虽然影二打心底不相信“那位坂崎.琢磨被打倒”的事,但与一直待在山中深居不出的影
二不同,虽然忙碌但仍住在镇上的香澄耳中,已一而再地听到这个“传闻”了。
香澄跑去找了极限流道场的邻居想问个分明。
“啊啊,你问琢磨先生的话,他因为遭到歹待袭击而住院囉。”
一下子便真相大白了。
道场隔壁的主妇告知香澄后,她便立即赶往医院去。
※ ※
“すまないなユリ。わしがこんな体じゃなかったら”
“お父さん、それは言わない约束でしょう”
“心残りはただひとつ。极限流三代目の颜を见ずに……。うっ、ゴホゴホ”
“师匠、无理したらアカンやないですか”
(な、なんということだ!!)
“抱歉了百合。若老夫身体不是这副德行的话。”
“爸爸,你不是跟我约好不再说这种话了吗。”
“我心中就只有一件事放不下。没能见到极限流第三代一面就……。呜,嗯咳咳。”
“师父,你可不要勉强啊。”
(这、这是怎么一回事!!)
ナースセンターの影に隠れるようにして様子を伺っていた香澄は、惊愕の事実にショッ
クを受けていた。
タクマ・サカザキは明日をも知れぬ命であったのだ。
“どうしよう、どうすればいい……。お父様もこれを闻けばさぞや落胆されて”
“あれ仮病だよ”
“そう、仮病で重体……。え、仮病?”
“しーっ!! 声が大きいよ!”
躲在医护中心的阴影中观察情形的香澄,得知令人惊愕的事实后大受打击。
坂崎.琢磨的性命已犹如风中残烛了。
“怎么办,该怎么办才好……。父亲大人倘若得知了想必也会感到十分沮丧吧。”
“那个是在装病啦。”
“对,因为装病才性命垂危……。咦,装病?”
“嘘─!!声音太大了!”
不格好に柱の影に身を隠したつもりになっている香澄と异なり、その小柄な少女はしな
やかな猫を思わせる体つきで、あくまで自然に体を壁に寄せて目立たなくさせていた。
香澄の様子を见て患者や看护师は不审の目を向けるが、少女を気にとめる者は谁もいな
い。
といっても、その差は肝心の香澄はさっぱり理解していなかったが。
“あなた确か、去年アテナさんや雏子ちゃんと一绪にKOFに出场してた”
“そ、まりんだよ。ヨロシクね、香澄さん♪”
与笨拙地想藏身在柱子阴影当中的香澄不同,身材娇小的少女以让人联想到身段柔软的猫
咪般的姿态、自然地紧贴著墙面而不会引起其他人注意。
看到香澄的模样,病患和护士都投以怀疑的目光,但却都没有人留意到少女。
说虽这么说,但最重要的香澄本人却丝毫没有察觉到这一点。
“记得妳是去年和小雅典娜及小雏子一起组队参加KOF的。”
“对,我是玛琳。多多指教啦,香澄小姐♪”
※ ※
“では、まりん殿! 我らに力添えしていただけると?”
“うん。アタシも极限流と闘ってくれそうな人を捜してたんだ。ちょうどよかったよ”
病院の近くにある吃茶店に场所を移した香澄とまりんは影二を呼び出し、事と次第を说
明した。
その上でまりんの方からチーム结成を持ちかけられ、今まさにめでたく‘アンチ极限流
’チームが诞生したわけである。
“那么,玛琳小姐! 妳说妳愿意助我们一臂之力是吗?”
“嗯。我也是正在找能跟极限流战斗的人呢。真是太刚好了。”
香澄和玛琳移动到了医院附近的咖啡店,并把影二给约了出来,向他说明了事情原委。
如此一来在玛琳加入后,队伍终于成形,值得叫人庆贺的‘反极限流’队就此诞生了
“それはいいとして、先ほどの仮病の件は确かなのですか?”
“え? 确かも何も”
あんな三文芝居に骗される人がいるのか。本当に大丈夫なのかこの娘は。
まりんは正直そう思って口にも出したが、さすがに口ごもって声になるようなならない
ような歯切れの悪いものであった。
“アタシが调べたんだもん。间违いないよ”
“先不管这个了,方才那个确实是在装病吗?”
“欵? 还问我是不是在装病。”
竟然有人会被那种演给三岁小孩看的戏给骗到吗。这小女生真的没问题吧。
玛琳还真想就这样把心底话给说出口,不过最后还是含糊其词地带过了。
“我已经调查过了。准没错的。”
まりんは吃茶店のマガジン・ラックから周刊志を取り出して、眉间に皱を寄せた。
巻头に次回のKOF特集が组まれていて、今年も出场が予想されるいくつかのチームが、
颜写真入りで掲载されている。
“ふうむ、ではなぜタクマ・サカザキは、そのような事を……”
“そこまではわかんないよ”
まりんはボールペンを取り出すと、雑志に何やらあれこれと书き込みはじめた。
玛琳从咖啡店的杂志柜中拿了一本周刊,眉头皱了起来了。
封面由下届的KOF特集所组成,刊载着今年被认为会出赛的数个队伍的脸部照片。
“呼呣,那为何坂崎.琢磨要做出那种事呢……”
“这我就不知道了。”
玛琳拿出了圆仔笔,就这样在杂志上开始画了起来。
“そうだ、どうしてまりんちゃんは极限流を?”
“アタシのスタイルにいちゃもんつけられたんだ。ほら、アタシって暗器とか使うから
”
“フッ、笑止”
影二が颜半分を覆う覆面の下で、薄く笑った。
“重火器でも使うならいざ知らず、闘いとは本来武器も含めての胜负のはず。暗器ごと
きでリョウ・サカザキも器の小さい”
“あ、兄贵の方じゃなくてね、妹の方だから”
“对了,为什么小玛琳会对极限流不满呢?”
“因为对我的战斗方式找碴啊。你看,像是说我使用暗器什么的。”
“哼,可笑。”
影二那被遮住脸部一半的蒙面下,露出了微笑。
“重火器的话那还不好说,但是战斗本来就该是包含了使用武器来一决高下才是。竟然在
乎什么暗器,坂崎.良的器量也未免太狭小了。”
“啊,我不是在指哥哥,而是在说他妹妹。”
会话しつつ、まりんは忙しく落书きを続けている。
雑志に掲载されていたユリの写真は、頬に十字伤を入れられたり、鼻毛が豪快に描き加
えられたりして、なんだか大変な絵柄になっていた。
“ま、まぁ闘う理由はそれぞれあるだろう。いずれにしても、この大会が终わるまでは
一致団结。よろしいな”
“わかりました。 藤堂流の名誉にかけて!”
“オッケー。そのへんぜーんぶまとめて、まりんにおまかせっ♪”
边闲聊,玛琳的手也不得闲地持续涂鸭。
杂志上所刊载的百合照片,脸颊被画上了十字疤,也被豪快地加上了鼻毛,变成了很微妙
的图片。
“算了,总之大家都有彼此各自的战斗理由吧。无论如何,在这场大会结束前,大家要团
结一致。好吗。”
“我明白了。 我将赌上藤堂流的名誉!”
“OK。到时候就把全部事情都交给玛琳吧♪”
案外あっさりと集まったアンチ极限流三人组。
前回参加した时とは、チームの趣が随分异なるのが気にならないこともないが、ひとま
ず如月影二は満足していた。
他の二人など、所诠は数合わせ。
いざとなれば全ての敌を己のみで倒す心构えはできている。
“フッフッフ、极限流め……今度という今度は、一泡吹かせてくれる!”
意外干脆地集结而成的反极限流三人组。
虽然很难不在意跟前回参加时相比,队伍的情形大不相同,但如月影二已十分满足了。
其他二人,终归也不过就是凑数罢了。
他已做好了真到了时候,所有的敌人都由一己之力将之全部打倒的心里准备。
“呵呵呵,极限流的鼠辈们……就这一次,肯定要叫你们大吃一惊!”