饿狼MOWチーム ストーリー/饿狼MOW队 背景故事
义贼集団‘リーリンナイツ’を率いるB.ジェニーは、巨额の优胜赏金と、毎回必ずミ
ステリアスな展开を见せるKOFへ参戦を决めた。
世界有数の财阀、バーン家。そしてその一人娘がジェニーである。
だが、深窓の令嬢という形容词がこれほど当てはまらない富豪の娘もいないだろう。育
ちが良い割に、その行动は即断即决。すでに二人のメンバーには当たりをつけていた。
放浪の中国拳法家と、プロレスラーである。
率领义贼集团‘黎林骑士团’的B.珍妮,看上巨额的优胜赏金,以及想见识见识每回必
定会发生的神祕势态发展,而决定参加KOF。
邦氏家族是世界屈指可数的财阀。而珍妮则是家族的独生女。
然而用深闺独处的大小姐来形容这位富豪之女可一点都不恰当吧。虽然受到良好的教养长
大,但其行动却是即断即行。她心中早已盘算好她的两位参赛伙伴是谁了。
放浪的中国拳法家,以及职业摔角手。
※ ※
“もしもーし。あなた、牙刀さんですよね?”
“……だったら何だ”
向かい来る通行人がことごとく避けて通る强面の中国人风の男。
牙刀の険しい瞳に见据えられると、抜き身の刀を鼻先に突きつけられたような感覚を覚
え、口数はずいぶんと减ることになる。……普通の感覚の人间ならば。
“哈─囉。你是牙刀先生对吧?”
“……是的话又如何。”
连来往的路人各个都避之唯恐不急、杀气腾腾的中国风男子。
若是被牙刀那严厉的眼神给盯上,感觉就活像是被人拿着出鞘的刀给架在鼻尖上般的感觉
,连话也说不太出来了。……如果是拥有正常感觉的人的话。
“私と一绪にKOFに参加して欲しいのねーん♪”
臆する気配もなく、ジェニーは交渉した。
“赏金は3人で6:2:2の比率で分配する。必要経费は各自负担。会场への移动には、リ
ーリンナイツの潜水舰を使わせてあげてもいいわよん♪”
“……”
“あらあら~。じゃ、赏金は均等に山分け。これで万事オッケー!”
“どけ、小娘”
“希望你能跟我一起去参加KOF呢♪”
完全不见怯懦,珍妮展开交涉。
“赏金就由3人依6:2:2的比率来分配。必要的经费各自负担。前往会场的移动部分,让
你搭黎林骑士团的潜水艇也行喔♪”
“……”
“哎呀呀~。不然,赏金就大家均分吧。这么一来就万事OK了!”
“闪开,小女娃。”
もはや通りすがりの人々の方が、この険悪な空気を読めないジェニーを心配していた。
どう考えてもこれから先、平和的な方向に会话が进むとは思えない。
“あーん、これでもダメ? じゃあ……”
牙刀がジェニーを强引に押しのけ歩み去る。それでもジェニーのペースは変わらない。
就连来往路过的行人们,都不禁为不明白此刻险恶气氛的珍妮捏一把冷汗。
怎么样都很难认为,这之后的对话会朝平和的方向进行。
“啊─,这样子也不要? 那不然的话……”
牙刀一手硬把珍妮推开便欲离去。即便如此珍妮的步调也未因此而被打乱。
“あなたのパパの情报、なんていかが?”
牙刀が歩みを止めた。
“……贵様、何が言いたい。どこまで俺のことを知っている”
“リーリンナイツの情报网を甘くみちゃダメダメ!”
とは言ったものの、半ば以上は虚势であった。牙刀が、仇でもある実の父を捜して旅し
ている以上、彼自身がそこら中で闻き込みを行っている。谁でも少し调べれば彼の目的
まではわかるのだ。问题はそこから先である。ここがハッタリの効かせどころだ。
“告诉你关于你爸爸的情报,意下如何?”
牙刀停下了脚步。
“……妳这家伙想说些什么。你对我的事情了解到什么程度。”
“可不能小瞧黎林骑士团的情报网喔!”
话虽这么说,不过其一半只是在虚张声势。牙刀为了寻找有着深仇的生父而展开了搜索之
旅,而他自己也正到处打探著。无论是谁,只要稍加打听便能明白他的目的。问题所在是
这之后。现在开始才知道故弄玄虚是否能够奏效。
“极限流って知ってる?”
格闘技に関心のある者で、この名を知らぬ者は稀だろう。
毎年开催されるKOFでも常に优胜候补に挙げられる正统派空手。
特に五十歳を超えてなお衰えを知らないタクマ・サカザキはちょっとした名物男であっ
た。
“你知道极限流吗?”
只要有在关注格斗技的人,没听过这个名号的人应该相当稀罕吧。
是在每年举办的KOF大赛中经常被推举为优胜候补的正统派空手道。
特别是已经年过五十,却丝毫不见年老力衰的坂崎琢磨,更是赫赫有名。
そしてそのタクマが谜の暴汉に袭われ、いまだ生死の境をさまよっていることも、サウ
スタウンで腕に覚えのある者たちの间では知らぬ者とてない噂である。
“名前だけはな……まさか!”
“真相はわかんないけど、あなたが手を贷してくれるなら、本気でこのことを调査して
あげてもいいんだけどな~?”
“……”
“悪い话じゃないわよね? パパの情报+赏金は4:3:3。ね?”
而那位琢磨却被谜之暴汉所袭击,到如今都仍在生死边缘徘徊这事,也耳闻此人并非在南
镇有本事的高手当中。
“我只听过他的名号……难道说!”
“虽然不知道真相,如果你愿意帮我一把的话,我也可以认真起来帮你调查这件事喔~?
”
“……”
“听起来条件不错吧? 爸爸的情报+赏金4:3:3。如何?”
※ ※
“……というわけで事情は话せないけど、そんな暴力的で怖い男とKOFに参加しなくち
ゃならなくなったの。しくしく”
“ふむ、それは大変だな。で、このグリフォンマスクに何の頼みなのだ?”
试合を终えたばかりのプロレスラーの控え室。
充分に広いスペースを确保しているはずのこの场所も、身长215センチの
グリフォンマスクの巨体が存在すると、何やら狭苦しく感じられてしまう。
もちろん部外者は入室禁止だが、ジェニーが花束を抱えて热心なファンを装うと、案外
简単にここまで通してくれた。
“……也就是说,虽然不能告知详情,最后就变成非得跟那个暴力又恐怖的男人一起参加
KOF不可了。呜呜。”
“呼呣,那还真是辛苦了。那么,你有什么事需要拜托我狮鹫假面的呢?”
在才刚比赛结束的职业摔角选手休息室中。
明明已经充分确保空间宽敞的这个地方,也因为身高215公分的狮鹫假面其巨身的存在,
而让人有拥挤狭小之感。
当然非相关人等是禁止入内的,珍妮手捧着花束扮作热心的粉丝,意外相当容易地就放她
进来了。
ジェニーは目に涙を浮かべて诉えている。
“私も格闘技にいささか覚えはあるの。でも……”
根が気弱で繊细な自分には、KOFで胜ち进むどころか、牙刀と同じチームで闘うことだ
って难しい。このことを思い悩んで、ここ数日は食事も喉を通らず、夜も満足に眠れな
い。
珍妮继续眼眶泛泪地诉说道。
“我也是稍微懂些格斗技的。但是……”
对于怯懦又纤细的自己而言,别说是在KOF当中一路过关斩将,就连跟牙刀在同一队一起
战斗本身就十分艰难了。为了这件事一直苦恼著,这几天下来吃不下饭、夜不成眠。
“そんなとき、反则技にも屈せず、子供たちのために闘うトリ……じゃなくてグリフォ
ンマスクの勇姿を见て感动したってわけ。この人なら私に力を贷してくれるって”
丸太のように太い腕を组んで闻き入っていたグリフォンマスクは、大きくうなづいた。
“像这种时候,不屈服于对手的犯规技,而为了让孩子们见识到奋战不懈的鸟的……不对
,是狮鹫假面的英姿而深受感动才对。想说若是这个人的话,肯定会帮助我的。”
如圆木般粗壮的手腕交叠著,听得入神的狮鹫假面大表同意。
“事情は分かった。力を贷そう”
“へ? そんなあっさり?”
“何か言ったか?”
“な、何でもないの”
“KOFといえば多额の赏金が出ることで知られている。かねてから子供たちが无料で私
の试合を観戦できるよう、グリフォンシートを作りたかったのだ”
“事情经过我明白了。我就帮你吧。”
“咦? 如此干脆?”
“妳刚刚说什么?”
“不,没什么。”
“我知道KOF会提供为数可观的赏金。可以同时也想为孩子们打造能够免费来观看我比赛
的狮鹫座位呢。”
“そ、そうなの? じゃあ赏金は6:2:2で”
グリフォンマスクはまたしても大きくうなづいた。
“金额が问题ではない。心だ”
ジェニーが我が意を得て大きくうなづいた。うんうん。
“这、这样吗? 那么赏金的话就以6:2:2来分。”
狮鹫假面又再大大地点了点头。
“金额不是问题。重点是心意。”
珍妮也正合我意般地大大点着头。嗯嗯。
“だが、もし、もう少しだけ取り分を増やしてくれるなら、経営难に苦しむ孤児院にそ
れなりの支援を…”
“……”
“いや、无理にとはいわん。そちらにもいろいろと経费がかかっているのだろうからな
”
“……わかった、わかったわよ。取り分は4:3:3。これ以上は无理だからね”
“不过,若是能再稍微增加一些份额的话,就可以去支援在经营上无以为继的孤儿院了啊
…”
“……”
“不,我是不会勉强妳的。妳那边应该也有为数不少的经费开销吧。”
“……我明白,我明白了啦。份额就以4:3:3。超过这以上就不行囉。”
※ ※
“あ、舰长、おかえりなさーい!”
“どうでした舰长、牙刀とグリフォンマスクは仲间になってくれました?”
“……”
“どうしたんです? 断られたんですか?”
“それは大丈夫。ただね……”
“ただ?”
ジェニーは悠然として答えた。
“世の中って案外せちがらいの。とほほ~”
“啊,舰长,欢迎回来─!”
“如何啊舰长,牙刀和狮鹫假面愿意成为伙伴吗?”
“……”
“怎么了呢? 被拒绝了吗?”
“那倒是没问题。但是呢……”
“但是?”
珍妮一派悠然地回答道。
“要在这个世界讨生活还真是意外地艰苦呢。唔呵呵~”