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NHK“よるドラ”、4月から月曜に枠移动 第1弾作品に吉田羊、稲垣吾郎ら出演
NHK総合の土曜夜のドラマ枠“よるドラ”。気锐のクリエイターが作り出す攻めたド
ラマに挑戦し、话题作を送り出しているが、4月から月曜夜にお引越し。新装“よるド
ラ”第1弾は、新进気锐の剧作家・加藤拓也氏との初タッグで、リアルと虚构が入り交
じるオリジナル作品‘きれいのくに’(4月12日スタート、毎周月曜 后10:45~11:
15、全8回)を放送。吉田羊、稲垣吾郎ら出演者も一挙発表された。
【写真】稲垣吾郎のレギュラー番组‘不可避研究中’
このドラマは、“好きな人の、好きな颜になりたい”という谁しもが抱える容姿への
コンプレックスにまつわる、まったく新しい、ジュブナイルSF。ほとんどの大人が“同
じ颜”をした不条理な国で、“自分の口がゆるせない”“轮郭をほんの少し変えたい”
などと、悩みながら生きる高校生たちを描く、青春ダークファンタジー。
美容师の恵理(吉田羊)と会计士の宏之(平原テツ)は40代の再婚同士の夫妇。2人
で旅行に行ったり食事を楽しんだり、优雅な生活を満吃している。気になることと言え
ば、わずかな容姿の衰えと、最近セックスレスなこと、そして子どもを持つことをあき
らめたことくらい。结婚生活に不満はまったくない…、はずだった。しかし、谜の女(
莲佛美沙子)が宏之の前に现れ、夫妇は不可解で信じがたい出来事に遭遇する…。
同じ高校に通う诚也(青木柚)、凛(见上爱)、れいら(冈本夏美)、贵志(山脇辰
哉)、中山(秋元龙太朗)は幼なじみ。放课后にカラオケに行ったり、いつもつるんで
过ごすほど仲が良いが、最近は异性や容姿を意识して、ときどき、ちょっとぎこちない
。ピアスの穴を开けたり、バイトをしたり、“パパ活”をしたり(!?)…。ごく普通の
高校生だが、唯一违うのは、彼らの周囲の大人のほとんどが“同じ颜”をしている国に
暮らしているということ。街を歩く大人はみんな同じ男(稲垣吾郎)と女(加藤ローサ
)の颜をしている。そんな世界で、恋をする5人。
ある日、凛と恵理が映画馆で出会い、物语は展开する。
斩新な世界観で物语をつむぐ加藤氏は、17歳の时から、ラジオ・テレビの构成作家と
して仕事し、18歳でイタリアへ渡って、映像演出と演剧について学んだ。日本に帰国后
、“剧団た组。”を立ち上げ舞台演出を始める。23歳で三越剧场作演出家の最年少记录
を树立。若手演出家コンクール2017优秀赏受赏。18年‘平成物语’(フジテレビ)でド
ラマ初脚本。脚本を手がけた主な作品に、‘部活、好きじゃなきゃダメですか?’‘俺
のスカート、どこ行った?’(日本テレビ)など、才能あふれる若手脚本家/演出家/
监督の旗手だ。
本作について、加藤氏は“こちら実はもともと别の物语で企画が进んでいたのですが
、企画の始まりから数えると约2年ほどが経ち、なんだか别の物语な気分だねとなり、
一新して立ち上がった物语でして、一新する际に提案した几つかのプロットの中でダメ
だろうとは思いながら书いていた変な话が采用されまして、なんと本当にここまで来て
しまいました。当时、お~まじかと思った记忆があります”と、里侧を明かす。
この“変な话”について、“大きな世界の事なんですけれども个人の视界に断片的に
しか映らない小さな事が书けたらいいなと思いながら、书いたり撮ったりさせてもらい
ました。変な话を面白がって咀嚼(そしゃく)してくれる懐の深いプロデューサーや监
督たち、そして俳优たちに、これをやらせてくれるのか、やってくれるのかとお付き合
いに感谢しつつ、あんまり変だと言い过ぎてもなんなのですが、変ながら‘好きな人の
好きな颜になりたい’を物语の中心に添えまして、変ながら、私とあなたの、わかるよ
うなわからないような気分が诘まってるんじゃないかと思いますので、皆様にも最后ま
でどうかお付き合いいただけたらと思っております。最后まで、ちゃんと観ないとわか
らないぞというつもりで书きましたので!”と、语っている。