![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
持续更新
■奇术师(ヒソカ)VS団长(クロロ)!!
"盗贼の极意(スキルハンター)"から栞を抜くクロロ。
クロロ“能力には それぞれ一长一短がある”
“能力者はそれを工夫で补う 能力を极力隠したり 戦う相手や场所を慎重に选んだり
チームで戦ったりが凡例だ”
“オレはそれに加えて 自分に必要な能力を増やすことができる”
“そして确実に胜てる条件が揃うまで 待つ…!”
ヒソカ“正攻法(ノーマル)だねv
“ボクの绝顶(ピーク)はそんな连中の膝が折れて ‘こんなハズでは…’という表情
を见下ろす瞬间さ♥”
クロロ“…话を能力に戻そう “人间の証明(オーダースタンプ)””
クロロの左手に印鉴のようなものが现れる。
クロロ“シャルナークの”携帯する他人の运命(ブラックボイス)”は人间を操作す
る能力”
“対してこれは人形を操作する能力だ”
“前者は人间の意思を変えさせるメリットがあるが 操作出来るのは最高で2人”
“后者は操作可能な数は多いが余り复雑な命令は与えられない”
ヒソカ(点やはりケータイはトドメ用か…♦ だが解せないな…?)
(说明だと人间と人形を并用しては动かせない他に策があるのか……?)
クロロが本のページをめくっていくと同时に、持っていたスタンプも消えていく。
あるページを栞で固定し、本を闭じるクロロ。
そして倒れている审判の遗体の横に座り、掌をかざして言う。
クロロ“これはお前も见覚えがあるだろう”
“"神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)””
一瞬で审判のコピーが出来上がる。
再びページをめくるクロロ。
クロロ“人とは不思议なものだな…”
“オレから见ると死体も人形も同じ 动かないただの块なのだが”
“"人间の証明(オーダースタンプ)”の持ち主だった者にとっては违うらしい”
“死体は动かせず コピー(人形)は动かせる”
さっきのスタンプを人形のおでこに押すクロロ。
クロロ“立て”
その言叶に反応し、立ち上がるコピー。
完全に遗体のコピーのようで、千切れた左腕も腹に空いた风穴もきちんと再现されてい
る様子。
クロロ“前の持ち主にとって 人形とそうでなくなったモノとの境界は 头部が胴体と繋
がっているか否からしい”
“ヒソカを壊せ!”
ヒソカに向かっていくコピー。
クロロ“命令の受け付け方にも人形によって个性(バラつき)が出るんだ”
“人间をコピーした人形に谁かを‘杀せ’と命令すると 原型の性格を强く反映してし
まう”
“非効率的なやり方に拘ったり 相手が死ぬ前に遂行したつもりになったり 最悪の场合
命令无视(フリーズ)する人形もいる”
“そこを‘壊せ’に変更して命令するとなぜか 一律に头を首からはずしにかかるんだ
”
“前の能力者(持ち主)の心の闇に思いを驰せながら能力を自分のものにしていく”
“”盗贼の极意(スキルハンター)”の醍醐味だよ”
ヒソカは袭い挂かって来た人形の首を掴むと、一瞬で首を捩じ切っていく。
人形はそれきり动きを止めてしまった様子。
クロロ“正解”
“首を落とせば人形は止まり スタンプも消える”
“ただしまだ”神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)”を解除していないから人
形(コピー)はそのまま残る”
“もしも人形(コピー)が消灭したら”神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)”
を解除したからと判断してもらっていい”
ヒソカ“……最后の1つは?”
本を闭じるクロロ。と同时に人形が消灭していく。
新しくページを开き、栞を挟むクロロ。
本を闭じると両の掌をヒソカに向ける。
左右の手にはそれぞれ白黒反転した矢印が描かれていた。
クロロ“これは 左手は本を持ちながらでも発动可能だが 右手を発动した时は栞を使う
”
“発动后は本を开いて持てば栞をはずしても能力を维持できる”
“"転校生(コンバートハンズ)””
“右手で触れると相手がオレの姿になり 左手で触れるとオレが相手の姿になる”
“両手で相手に触れれば一瞬にして姿が入れ替わる”
“あくまで姿が入れ替わっただけで人格が変わるわけではない”
“どれが本物(オレ)かを见分けるのは简単だと思う 手の平に矢印(マーク)が残ってい
るのはオレだからな”
ヒソカ(”神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)”で矢印付きの自分の伪物(ダ
ミー)は无理か♦)
(栞をはさんで矢印を残したまま”神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)”を発
动させるには…本が邪魔だな♦)
クロロ“"神の左手悪魔の右手”も”転校生”も人间のコピーを作れるが 操作系能力の
补助が必要だ”
“同系统の能力だが両者には明确な役割がある”
“お前を倒すためのな”
1歩踏み出すヒソカ“さて…讲釈は终了だよね? いよいよ始めるよ…♥”
クロロはヒソカに合わせて1歩踏み下がる。
クロロ“最后に1つ…最も重要な情报を提供しよう”
少し退屈してきたような表情のヒソカ。
クロロ“オレの”盗贼の极意(スキルハンター)”は盗んだ相手が死ぬと 本の中の能力
も消灭し 使えなくなるはずだった”
“だが…今 说明した中に1つ 能力者の死后も本に残る能力がある”
そこでヒソカの颜色が変わる。
険しい目つきになり、明らかに警戒レベルが上がっていく。
ヒソカ(死によって より强まる念…!!)
クロロ“理解したようだな これはオレにとっても惊きだった”
“その能力の持ち主だったのは流星街の长老だ”
“‘外’で谁かが住人を攻撃すると 同胞を爆弾に変えてメッセージを届けさせた”
“"人间の証明(オーダースタンプ)”の持ち主と违い 长老は人间も人形も大差无い
という考えの様だ”
“ま オレも同意见だがね”
“もう察しているだろう? オレが何を言いたいのかを”
ヒソカ“…ああv
“”番いの破壊者(サンアンドムーン)”は”
“一度刻印されたら 消せない…!”
クロロ“その通り 本を闭じようが消そうが関系なく 爆発するまでそのままだ”
ヒソカ(…色々と 非常に厄介だな…♠)
クロロ“说明は以上だ”
“挑発する訳ではなく 100%オレが胜つ”
“それでも続けるか?”
ヒソカ“…… 勿论…♥”
ふと、物忧げな表情を浮かべるクロロ。
クロロ(人とは)
だがすぐにいつもの穏やかな笑みを浮かべ、本を持ってヒソカに向き合っていく。
(本当に 面白いな)
あるページに栞を挟むと同时に后ろへ飞んでいくクロロ。
すぐさまヒソカも后を追いかけていく。
クロロ(“携帯する他人の运命(ブラックボイス)”)
ヒソカ(“伸缩自在の爱(バンジーガム)”)
そのまま観客席のど真ん中まで后退するクロロ。
ヒソカも后を追っていく。
実况‘ッ……戦闘再开です!! これは…!?’
‘逃げるクロロをヒソカが追って…観客席……乱入────!!?’
ヒソカ(近づき过ぎればアンテナが危険だが 距离をとり过ぎるのはクロロの思う壶…♠
)
(しかし…距离をつめると)
ひときわ巨体な観客の一人がクロロに操られ、ヒソカの前に立ちはだかる。
ヒソカ(やはり…! 死角を作りにくる…!!)
立ちはだかる観客の股の下に、动く影を捉えるヒソカ。
ヒソカ(クロロは左へ移动!)
一瞬で観客の両腕を捻じ折るとすぐに背后へ回っていく。
ヒソカ“!!”
そこには控えていたもう一人の観客が。
ヒソカ(もう一人…!! アンテナを2本とも使ったのか…!!)
一瞬でトランプを操り、観客を沈めるヒソカ。
逃げ惑う群众たちだが、そこにすでにクロロの姿は无くなっていた。
ヒソカ(消えた……!!)
(“携帯する他人の运命(ブラックボイス)”)
↓
(栞で能力固定)
↓
(“転校生(コンバートハンズ)”発动)
↓
(左手で谁かに変身)
↓
(栞を”転校生”に移动)
↓
(本を闭じて潜伏)
(全く…厄介だな…♠)
苛立ちつつも、楽しんでるような不気味なヒソカの笑颜で引き。
ハンターハンター 353话 ネタバレへ続く!!