Re: [20春] 小书痴20 我觉得不行

楼主: avans (阿纬)   2020-05-11 00:54:25
原作党+1
其实可以理解动画组想要加速的心情
毕竟原作内容真的很多
删减真的不容易...
打完想贴上来时发现已有人补充内容了
不过还是让我将打好的内容也补上吧
_______________________
底下补充本话动画未呈现在小说中的部分内容
_______________________
梅茵“不知道住所...路兹连工作都没有去吗?”*1
拉尔法“那是...我不晓得那家伙的职务地点...”
一时间无法理解不晓得职务地点这句话。
虽然洗礼式后才过两个月左右,但在成为奇尔博塔商会正式见习生之前,路兹已经和那间
商店有往来快满一年。
多莉吐嘲拉尔法竟然连奇尔博塔商会在哪都不知道
拉尔法表示因为工作上有往来
虽然知道奇尔博塔商会但不晓得实际位置
在家中路兹也不会谈工作上的事情
______________________
梅茵因为这件事烦恼到当机了
神官长表示要修理计算机XDD
密室商谈结束后
因为梅茵职务工作停滞*2
神官长表示“下午不努力工作不行,图书室阅读时间暂缓。
从法蓝那边听到的,比起反省室对妳来说效果更好”
梅茵“No!?”法蓝这个笨蛋笨蛋 <= ここすき
______________________
梅茵手拿着招待状给班诺看*3
梅茵“班诺先生。赞美我、赞美我。你看看,这个!”\= どや颜
班诺“...妳说从神官长那边得到招待状!?妳这家伙这次又做了些什么了!?”
这次我明明感到完成了非常有帮助的事情,突然如雷般斥喝,眨眼著感到纳闷
梅茵“因为神官长说‘为了维护计算机的关系,只好这样...’,而且我也想为路兹做些
什么事情啊”
班诺“梅茵,我们高兴妳有这份心,但是收到这样的招待状,一般来说是很恐怖的事”
班诺“妳非常受到神官长赏识不是吗?通常,贵族大人是不会参与我们的事情喔?”
梅茵“很重要的计算机的样子。我是否能正常运作,对工作的效率差别很大的样子”
班诺“这么说来,欧托也有说过类似的话过呢。这次或许应该感谢梅茵,但是不太想感谢
。我不晓得这个徒劳感到底是...”
______________________
梅茵“卡萝拉阿姨,这个是从神殿的神官长得来的招待状”*4
阿姨不敢置信的瞪大了眼睛,脸色铁青的看着木牌(招待状)
这边梅茵告诉卡萝拉阿姨招待状内容,因为平民几乎不识字
______________________
招待会谈当日梅茵得以参与的条件是手握著防止盗听的魔术具。*5
梅茵OS:今日仅能像人偶般的坐着。令人生气的是班诺和马克竟然也同意神官长的意见。
______________________
狄多“少任性了”*6
路兹的爸爸狄多叔叔在膝上握紧拳头,对路兹大声斥喝。
突然大声地吓了一跳。不仅是神官长的房间,就连贵族区域都传递出去粗野的大声量,我
的心脏都缩了一下。
狄多“努力了?无法获得认同?不要再说任性的话了”
______________________
神官长“狄多,虽然你说了不要任性了,这是什么意思?请给我说明一下”*7
狄多“蛤(ハァ)?不要任性了,这话的意思?路兹说了任性的话吧?”
狄多叔叔像是无法理解般的说,将双手抱胸感到纳闷。
(动画中狄多一开始就双手抱胸不可一世,实际上是至此才双手抱胸w)
狄多叔叔的想法中只要简短一言就能了结的事情,持续追问而感到困惑的表情。
神官长“向诉说因努力不受认同感到委屈的路兹,说不要任性了,虽然你这么说,但哪个
部分是任性,我是无法理解的。因为对职人与平民区的常识生疏。请用我能理解的方式说
明”
狄多“啊,你不明了吗。...说明,说明...很难啊”
狄多“不顾父母的反对,任职的职业。努力这是当然的。就连洗礼式后都尚未换季,哪有
什么认不认同啊?一昧地选择了个没有任何后盾的职业就是在那边的笨蛋儿子。即使是吐
血般的努力就连是否能胜任都还未知,(路兹)到底再说些什么,这样的意思...这样能
明白吗?”
神官长“啊~,能够理解了。这样的角度来看的话,确实是任性了,原来如此。路兹,你
能够理解了吗?”
______________________
神官长“路兹,没有要反论吗?认可狄多的意见为正确的,这样可以吗?”*8
路兹“我并未说过希望认同成果这样的话。至少...。至少,认可让我成为商人见习总可
以吧!?”
狄多“...所以我说了随你高兴啊”
路兹“随我高兴...疑?这样即是说...?”
卡萝拉“父亲用父亲的方式认同你了喔”
路兹“等等,母亲!?知道的话,就跟我讲啦!”
卡萝拉“我何尝不是,今天首次听到这个人说的话,所以不可能会知道嘛”
卡萝拉阿姨耸耸肩摇了头。不仅是亲子间、兄弟间,就连夫妇之间都缺乏沟通的样子。
路兹无力的说“不说出来怎么会知道啦...”,我赞成路兹的意见。
仔细想想路兹在家中也不太说自己的意见的样子,或许都是一群相似的人聚集在一起的家
族呢。
______________________
神官长“狄多,这样的话路兹成为商人见习的工作这事没异议,可以吗?”*9
狄多“我也并非完全不喜欢商人,只是根本不知道该如何喜欢,不顾父母反对的男人一旦
选择了工作的话,是要成为学徒、还是什么的,只要有骨气靠精神来完成就好,不要哭诉
抱怨、不要逃离到孤儿院。真难看”
我不思索的喊著“叔叔,不是的!那个是因为我的关系!路兹并没有逃跑!”,但是谁也
没有听到的样子。没有任何人向这边看过来。
看着唯一应该会听到的神官长,只是将魔术具挂在手腕上,没有握著。从最初就完全没有
要听我说话的样子。好过分。
______________________
路兹“这样的话,为什么不同意让我因工作而去其他街区啊!?”*10
狄多“想一下就该知道吧!”
虽然狄多叔叔怒斥,但就是因为不知道所以路兹才离家啊。
哎呀呀的耸耸肩神官长再次说出“因为不明白,请叙述理由”
狄多“...又要说明啊”
狄多“路兹成为商人与出到街外这完全是两回事吧。街外很危险。也有凶暴的野兽、还有
盗贼,才不是能带小孩过去的地方”
卡萝拉“就是说啊!太过危险了”
神官长“也不是说完全不危险,但是班诺要去的地方从东门出发,马车约半日就能到达的
地点。先不谈走路、马车的话不用过于担心吧?”
狄多“没有必要”
狄多叔叔明确的说出来。路兹愤怒的脸都变红了瞪着叔叔。
路兹“就说是为了工作了嘛!”
______________________
神官长“给我冷静下来,路兹。狄多,你说没有必要是什么意思?”*11
就连叔叔也预想过神官长会询问的样子,视线向着班诺和马克。
狄多“那边那个男人说了要到其他地方建立工房,想带着路兹过去”
神官长“然后呢”
狄多“那个啊,仅仅是三年契约的都卢亚,更何况对见习来说有什么学习的必要?”
都卢亚契约对日本而言像是三年契约的见习打工一样。
基本上大多数仅会打稳基础给予单纯作业。商店和工房建立之后,即使是为了开店准备派
遣过去,也不会参与到分店的契约与工程。
______________________
班诺“所以说,如同日前所说的内容,考量今后商店的发展与路兹的能力的结果,考虑将
路兹视为继任者来教育著。带他看其他街上设置的工房也是这其中一环,为此我才希望将
他收为养子”*12
狄多“哼,不值一谈”
狄多叔叔严厉的回绝班诺的提议。这样说了后看看周围小声说“这也需要理由吗?”
神官长以“当然”来回答,提议被回绝的班诺先生也点头的注视著狄多叔叔。
班诺“有理由的话请一定要告诉我。尽管有些失礼,没有做生意经验的您是无法成为路兹
的后盾。成为养子不仅是为了商店,对路兹而言应该也是很有利的契约才对”
狄多“你,没有小孩是吧?”
班诺“...也因此,我考虑将路兹成为继任者啊?”
但是狄多叔叔说了“不是这个意思”后,缓缓地吐了一口气。
______________________
狄多“如你所言,我无法成为路兹的后盾,我也很感谢你看好路兹的能力”*13
狄多“你在经营者方面或许是很出色,以商人来看也非常有能力吧。即使是路兹给您添扰
,还是继续往来的器量也十分宽大。但是,你当不了父亲”
神官长“请说明班诺当不了父亲这是什么意思。难道是说有什么不好的传言吗?”
对神官长的话狄多叔叔“恩~”的反应着。叹气著说“要是有不好的传言就好处理了”,
笔直的看着班诺。
狄多“即使是工作上的评价优秀,成为养子最大的理由是让商店的利益增长这样的人是当
不了父亲的,要当父亲这事并非由利益来考量。不是吗?”
班诺“原来如此。所言甚是,对我而言确实是以商店的利益为最优先”
______________________
班诺“拒绝养子提议的理由我明白了。但是我是认真的看好路兹的将来性。不是以成为养
子,而是都帕里契约的话,是否可获得同意?”*14
都卢亚是打工契约员工的话,都帕里就是可将商店委任的干部候补生。商店给予的保障与
待遇和工作内容也完全不一样。
狄多“不觉得这样太过性急吗?”
神官长“性急的意思是?”
狄多“通常以都卢亚契约工作数年间观察之后,才会考虑是否签订都帕里契约的。路兹只
是个洗礼式过后连季节都还未改变的见习生喔”
班诺“虽然洗礼式过后季节都尚未改变,但是我和路兹往来已经快要一年了喔?”
狄多“是这样吗?”
______________________
班诺“是啊。您是否知晓承担著一位见习对于商店这边也是会有负担的?当初我并未打算
录用没有关系和义务的路兹。我让路兹成为见习时,给予了无法立刻就完成的任务。但是
路兹交出了超出预期的成果”*15
狄多“哦...”狄多叔叔听着班诺说的话,表情像是头一次听到。
班诺“路兹非常努力的弥补非商人家养育的不足之处,也有着忍耐能力。考虑著在让他人
抢走前想将他留在身边,想要认真教育的话,尽可能越早越好。虽然我看好路兹的努力,
但毕竟是没有基础”
狄多“那好吧”
狄多“...即使是再怎么想帮助他,我也是无法成为生意人的后盾。既然迟早会将商店交
给路兹的看中他的话,这样这份契约对路兹也是有利的吧”
马克“那么立刻前往至商业工会办理手续吧”
狄多“所以我对商人才...”
路兹“...爸爸”
______________________
狄多“路兹!快道歉!”*16
神官长“...狄多,这样大家会不明白”
狄多“因为你擅自误解暴走的关系,让这么多人疲于奔命。给我诚心诚意的道歉!”
狄多叔叔说的话刺进我心中。让这么多人疲于奔命的,不是路兹,反而是我。
路兹(梅茵)“非,非常对不起!”
身音没有传达出去,但我也跟着路兹一起向大家道歉。虽然路兹的双亲看着路兹,但神官
长和班诺还有马克的视线却是向着我这边。
狄多“好啦,回家吧,笨蛋儿子”
路兹跑过去后,狄多叔叔大力的往路兹头上敲的一下。挨打后说著“好痛”一边擦拭着眼
泪,路兹看起来有点开心的站在叔叔身旁。
狄多“我也沟通不足的样子。...那个,谢谢帮助了”
狄多叔叔害羞的表情向神官长这样谈话后,转身走出房间。卡萝拉阿姨也牵起路兹的手走
了出去。
____________________________________________
后面都跟动画一样了~
____________________________________________
web100~103
*1:
“居场所がわからないって....ルッツ、仕事にも行ってないの?”
“それが....アイツの勤め先がわからなくて....”
勤め先がわからないという言叶がすぐには理解できなかった。洗礼式から二月半ほどだ
が、ギルベルタ商会は见习いになる前から出入りしている店なのだから、すでに一年近
くルッツは系わっている。
路兹(ルッツ)
六岁秋在商业公会中暂定登记为商人见习
七岁夏接受洗礼后正式成为奇尔博塔商会都卢亚商人见习
路兹的爸爸与哥哥们
职业都是建筑与木工体系
对商人的工作内容其实是非常不了解
这个世界中的平民
大约六~七岁接受洗礼式后
需要进入职场工作
一般都是经由父母或亲戚介绍
成为见习生
商人与职人的见习生有两种契约“都卢亚(ダルア)、都帕里(ダプラ)”
底下引用wiki的名词介绍说明
#都卢亚(ダルア)
相当于“长工”,与商会或工坊签订定期工作的契约〔通常为三年〕,期间作为店员、工
人效劳于商会、工坊,到期后视情况更新契约。较大的店舖会将继承人送到其他商会、工
匠作为长工历练。较都帕里自由。
#都帕里(ダプラ)
相当于“门徒”,与商会或工坊签订永久工作的契约,通常会被培育店铺的继承人。
除非有特殊事由才可解除都帕里契约,通常是贵族移动至中央或他领,同意所属的专属工
匠一起移动时,专属工匠就会解除与工坊的都帕里契约。
______________________
*2:
“そのために君は午后からも执务に励まなければならない。図书室はお预けだ”
 わたしが呆然としていると、神官长はさらに愉しげに目を细めた。
“フランに闻いた。君には反省室より効果があると”
“のぉっ!?”
 ....フランのバカバカ!
______________________
*3:
“ベンノさ~ん。褒めて、褒めて。ほら、これ!”
“....神官长からの招待状だと!? お前、今度は何をやらかした!?”
今回はとても役に立つことをやり遂げた気分だったので、いきなり雷を落とされたこと
に目を瞬いて首を倾げる。
“だって、神官长が、计算机整备のためだから仕方ないって....それに、ルッツのため
に何かしたかったんだもん”
“マイン、気持ちは嬉しいけどさ。こんな招待状もらったら、普通怖いから”
ベンノは手に持ったままだった木札を见て、眉を寄せたままゆっくりと颚を抚でる。
“お前、ずいぶん神官长に気に入られていないか? 普通、お贵族様は俺达のことに関
与などしないぞ?”
“大事な计算机らしいです。わたしが机能するかどうかで、仕事効率が违うそうですよ

“そういえば、オットーもそんなことを言っていたな。今回はマインに感谢するべきな
のかも知れんが、感谢したくない。何だろうな、この徒労感は....”
______________________
*4:
“カルラおばさん!”
“おばさん、これね、神殿の神官长からの招待状なの”
 わたしは木札を取り出して、カルラおばさんに差し出す。おばさんは信じられないと
目を大きく见开いて、颜色を真っ青にして、木札を见た。
字が読めないおばさんにわたしは招待状の内容を伝える。
______________________
*5:
わたしが会谈の场に同席する条件がこの魔术具を握っていることだったので、今日のわ
たしはお人形のように座っていることしかできない。腹立たしいことに、ベンノもマル
クも神官长の意见に賛成した。
______________________
*6:
“甘ったれるな!”
ルッツの父ディードおじさんが膝の上で拳をきつく握り缔めて、ルッツを一喝した。
突然の大音声にビクッとして、わたしの身体が椅子の上でぴょこんと浮く。神官长の部
屋どころか、贵族区域に响き渡りそうな野太い大声に、わたしの心臓が缩みあがった。
わたしはベンノからよく雷を落とされているが、外で常に张り上げているディードおじ
さんの迫力と声量は段违いだった。
“顽张った? 认めてもらえない? 甘ったれたことを言うな”
______________________
*7:
“ディード、贵方は甘ったれるな、と言ったが、それはどういう意味だ? それを说明
しなさい”
“ハァ? 甘ったれるな、と言った意味? ルッツは甘ったれたことを言っているだろ
う?”
ディードおじさんはわけがわからないと言うように、腕を组んで首を倾けた。おじさん
の中では、一言で済むはずのことをほじくり返されて困惑しているような颜になった。
顽张ったが认められないことが悔しいと诉えるルッツに、甘ったれるなと、贵方は言っ
たが、どの辺りが甘えているのか、私には理解できない。职人や下町の常识には疎いか
らな。私にわかるように说明しなさい”
“あぁ、アンタにはわからんか。....说明、说明....难しいな”
“亲の反対を押し切って、就いた职业だ。顽张るのは当たり前。洗礼式を终えてまだ季
节さえ変わっていないのに、认めるも何もあるか? 后ろ盾も何もない仕事を选んで突
っ込んでいったのは、そこのバカ息子だ。血反吐吐くほど努力しても、一人前にさえな
れるかどうかわからんのに、何を言ってるんだ、という意味だが....今度はわかるか?

“あぁ、理解できた。そういう视点で见ると、甘ったれている、になるな。ルッツ、君
にも理解できたか?”
______________________
*8:
“ルッツ、反论はないのか? ディードの意见が正しいと认めてしまって良いというこ
とか?”
“オレは成果を认めてほしいなんて言ってない。せめて....。せめて、商人见习いにな
ることを认めてくれたっていいだろう!?”
“....俺は胜手にしろ、と言っただろうが”
“胜手にって....え? それって....?”
“父さんは父さんなりに认めてたってことだよ”
“ちょ、母さん!? 知ってたんなら、教えてくれよ!”
“アタシだって、この人の言叶を闻いたのは、今日が初めてだから知るわけないよ”
カルラおばさんが肩を竦めて首を振った。亲子间、兄弟间だけではなく、夫妇间でも言
叶が足りないらしい。“言叶にしなきゃわかるかよ....”とルッツは力が抜けたように
ガックリと项垂れたが、わたしはルッツの意见に賛成だ。
よく考えてみれば、ルッツも家ではあまり自分の意见を言わなかったようなので、似た
者ばかりが集まった家族なのかもしれない。
______________________
*9:
“ディード、それはルッツが商人见习いとして働くこと自体には异议がないということ
で良いか?”
“俺は商人が好きなわけじゃないし、何を好き好んでなるのか全くわからんが、亲の反
対を振り切って男が一度选んだ仕事なら、住み込み见习いだろうが、何だろうが、根性
でやりきればいい。泣き事をぬかして、孤児院に逃げ込むな。みっともねぇ”
わたしは思わず“おじさん、违う! それ、わたしのせいだから! ルッツは逃げてな
んてないから!”と叫んだけれど、谁にも闻こえなかったようだ。こちらを向こうとす
る人が谁もいない。
唯一闻こえるはずの神官长を见てみれば、手首に锁で魔术具を引っ挂けているだけで、
握っていない。最初からわたしの声なんて闻く気ゼロだったらしい。ひどい。
______________________
*10
“だったら、どうして仕事で余所の街に行くのに许可してくれねぇんだよ!?”
“考えればわかるだろうが!”
ディードおじさんが怒鸣るが、わからないからルッツは家出したのだ。やれやれ、と肩
を竦めた神官长がまた口を出した。
“わからないので、理由を述べなさい”
“....またかよ”
“ルッツが商人になるのと、街を出るのは完全に别问题だろうが。街の外は危険だ。凶
暴な獣もいるし、盗贼もいる。子供を连れて行くようなところじゃねぇ”
“そのとおり! 危険すぎるよ”
“全く危険がないというわけではないだろうが、ベンノが向かう先は东门を出て、马车
で半日も行けば着くところだ。徒歩ならともかく、马车ならば心配いらないだろう?”
“必要ない”
ディードおじさんはハッキリとそう言いきる。ルッツはカッとしたように颜を红潮させ
て、おじさんを睨んだ。
“仕事だって言ってんだろ!”
______________________
*11
“落ち着きなさい、ルッツ。ディード、必要ないと言うのはどういうことだ?”
さすがにおじさんも神官长に问われることを予想していたらしく、视线をベンノとマル
クに向けた。
そこの男は余所に工房を作るのに、ルッツを连れて行きたいと言ったんだ”
“それが?”
“あのな、たった3年契约のダルアの、しかも、见习いに何の勉强が必要だと言うんだ
?”
ダルア契约した见习いは日本で言うと3年契约の见习いアルバイトのようなものだ。基
本的にさせるのは単纯作业で基础を叩きこむのがメインだ。店や工房ができあがった后
、オープン作业に駆り出されることはあっても、出店のための契约や工事に携わること
はない。
______________________
*12:
“ですから、先日もお话させていただいたように、私は、今后の店の展望とルッツの能
力を考えた结果、ルッツを迹取りとして教育したいと考えています。余所の街での工房
开设を见せるのもその一环であるし、そのための养子縁组を望んでいるのです”
“フン、话にならんな”
ディードおじさんはベンノの申し出をぴしゃりと拨ね退けた。そう言った后、周りを见
回して、“これも理由が必要か?”と呟く。
 神官长は“もちろんだ”と答え、申し出を断られたベンノも、ディードおじさんを见
据えて颔いた。
“理由があるならぜひともお伺いしたいです。失礼ながら、商売をしているわけでもな
い贵方ではルッツの后ろ盾にはなれない。养子縁组は店だけではなく、ルッツにとって
も利になる契约のはずですから”
“アンタ、子供がおらんだろう?”
“....ですから、后継ぎとしてルッツを考えているのですが?”
しかし、ディードおじさんは“そういう意味ではない”と言った后、ゆっくりと息を吐
いた。
______________________
*13:
“アンタの言うとおり、俺ではルッツの后ろ盾にはなれんし、アンタがルッツの能力を
买ってくれるのはありがたいとは思う”
“アンタは経営者としては立派だろうし、商売人としても有能だろうよ。ルッツのこと
で面倒をかけても、それに付き合うだけの度量も寛大さもある。だが、亲にはなれん”
“ベンノが亲になれないというのはどういう意味か、说明しなさい。何か悪い评判でも
あるとでも言うのか?”
神官长の言叶にディードおじさんは、う~ん、と唸った。“悪い评判があれば楽なんだ
が”と言いながら、息を吐いて、真っ直ぐにベンノを见る。
“いくら仕事の评判が良くても、养子にする理由の一番に店の利益を上げるようなヤツ
が亲にはなれん。亲になるというのは利益で考えることじゃない。违うか?”
“なるほど。おっしゃるとおり、确かに、私にとって最优先するのは店の利益だ”
______________________
*14:
“养子縁组を拒否された理由はわかりました。だが、私は真剣にルッツの将来性を买っ
ています。养子縁组ではなく、ダプラ契约なら、颔いて顶けるのでしょうか?”
ダルアがアルバイトや契约社员なら、ダプラは店を任される干部候补生のような扱いだ
。店からの保障も待遇も仕事内容も全く変わってくる。
“ずいぶんと気が早いとは思うが?”
“気が早いとはどういう意味だ?”
“普通はダルア契约で仕事する様子を数年间见た后で、ダプラとして契约するかどうか
考えるもんだ。洗礼式から季节も変わってないような见习いだぞ、ルッツは”
“洗礼式からは季节も変わってませんが、私がルッツと系わるようになってからは一年
ほどたっていますが?”
“そうなのか?”
______________________
*15:
“えぇ。见习い一人を抱え込むのは店侧に负担となるのはご存知でしょう? 縁も义理
もないルッツを当初は采る予定がなかった。私はルッツを见习いにするに当たって、す
ぐには达成できないような课题を与えました。しかし、ルッツは私の予想以上の结果を
残しました”
“ほぉ....”
初めて闻いたと言わんばかりの颜でディードおじさんがベンノの话を闻いている。
“ルッツには商人の家で育っていない不足分を必死に埋める努力も、忍耐力もあります
。余所に取られる前に手元に置いておきたいと考えていますし、真剣に教育するなら、
なるべく早くしなければならないのです。努力は买っていますが、ルッツには基础がな
いので”
“よかろう”
“....いくら力になってやりたくても俺では商売人の后ろ盾にはなれん。いずれ店を任
されるほど立场を见込まれているなら、その契约はルッツのためになるだろう”
“では、商业ギルドで早速手続きいたしましょう”
“これだから商人は....”
“....父さん”
______________________
*16:
“ルッツ! 谢れ!”
“....ディード、それではわからない”
“お前の胜手な误解で暴走したせいで、これだけの人数を振り回したんだ。诚心诚意谢
れ!”
ディードおじさんの言叶がぐさっと胸を突いた。これだけの人数を振り回したのは、ル
ッツではなく、むしろ、わたしだ。
“す、すみませんでした!”
声が届かないまま、わたしはルッツと一绪に谢った。ルッツの両亲はルッツを见ている
が、神官长とベンノとマルクの视线はわたしの方を向いている。
“ほれ、帰るぞ、バカ息子”
ルッツが駆け寄っていくと、ディードおじさんがゴンと一発ルッツの头にゲンコツを落
とす。殴られて“いてぇ”と言って涙を拭いながらも、ルッツはちょっと嬉しそうにお
じさんの隣に并んだ。
“俺も言叶が足りなかったようだ。....その、助かった”
 ディードおじさんは照れくさそうな颜で神官长にそう言った后、くるりと背を向けて
部屋を出た。カルラおばさんがルッツの手を取って、手を繋いで歩いていく。
※ 引述《Dino60128 (伊)》之铭言:
: 身为有会动的地雷看就很开心的原作党
: 这话我护不下去....
: ...
作者: lindazoro (葛葛葛)   2020-05-11 01:06:00
推推,感谢整理
作者: sienasken (逐风浪人)   2020-05-11 01:30:00
神官长真的是强迫翻译机耶各种师爷你给我翻译翻译
作者: Dino60128 (伊)   2020-05-11 01:36:00
所以动画中路兹爸对于贵族强迫他解释也毫无反应就很怪
作者: Ambition0114 (咸鱼)   2020-05-11 03:05:00
平平都是续作,制作组有爱没爱真的差很多
作者: Derriclc (戴瑞科科)   2020-05-11 11:28:00
看来跟小说真的差很多 哈感谢整理
作者: kiki41052 (缇)   2020-05-11 13:09:00
一样的制作组啦,但...嗯...每个人解读和想呈现的东西不一样吧orz
作者: Dino60128 (伊)   2020-05-11 13:52:00
这集脚本倒是不一样

Links booklink

Contact Us: admin [ a t ] ucptt.com