【社会】大手音楽事务所ビーイング　申告漏れ　グループ３０社など２０亿円
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013070902000264.html
　“Ｂ’ｚ”や大黒摩季さんなど人気アーティストの音楽ソフトを手がける大手音楽事
务所“ビーイング”（东京）グループ约三十社と创业者の长戸大幸（だいこう）取缔役
（６５）が、东京、名古屋、大阪の三国税局による税务调査で、二〇一二年までの五年
间に计约二十亿円の申告漏れを指摘されていたことが九日、分かった。
　うち约十亿円は仮装隠蔽（いんぺい）を伴う所得隠しと判断されたもようだ。赤字决
算の期があったため、重加算税を含む追徴税额は法人税、源泉所得税、所得税合わせて
二亿数千万円とみられる。
　ビーイング侧は“见解の相违はあったが、国税当局の指摘を受け入れ、修正申告した
”とコメントしている。
　ビーイング侧や関系者によると、同社は契约する歌手の育成费用として数千万円を経
费に计上。国税当局は、一部が相场より高额で対価性に欠けるとして、歌手が所属する
芸能事务所二社への寄付金と判断したという。
　また“アトラスト”（大阪）など関连の不动产会社は、东京や大阪に所有するマンシ
ョンの一部を空室などと伪り、所属歌手や干部を无偿で入居させていた。国税当局は、
家赁分は干部らへの事実上の给与だと认定、源泉所得税を追徴课税した。京都市内のビ
ルでテナントへの立ち退き料処理にからみ、约四亿円の申告漏れを指摘されたという。
　国税当局は、长戸取缔役の亲族や知人名义で保有していたグループ株の売却益一亿数
千万円についても、実质的な所有者は长戸取缔役だったとして、所得税を追徴课税した
もようだ。ビーイング侧は“株売却に関して长戸氏が课税されたのは约二百万円で、高
额な课税は発生していない”としている。
　ビーイング　１９７８年设立の音楽事务所。Ｂ’ｚや仓木麻衣さんなどの人気アーテ
ィストを抱える。９０年代には手挂けるアーティストの音楽が次々ヒットし、ビーイン
グブームと呼ばれた。民间の信用调査会社によると、２０１２年３月期の売上高は１１
０亿円。音楽学校や不动产业などのグループ会社を多数抱える。