HAC、JALとサービス统一 便名や优先搭乗
By Yusuke KOHASE
http://www.aviationwire.jp/archives/103285
北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は冬ダイヤ初日となった10月30日から、日本航空
(JAL/JL、9201)とジェイエア(JAR/XM)の2社との共同引受を开始し、JAL便名での运
航を始めた。共同引受の开始初便となった函馆行きJL2741便(サーブ340B型机、登录番
号JA02HC)は午前7时50分、札幌の丘珠空港を离陆した。
共同引受の开始により、便名をこれまでの“HAC/HC”から“JAL/JL”に変更。チェック
インや空港での空席待ち、优先搭乗などをJALと统一した。HACカウンターで出発60分前
から受け付けていたチェックインは、JALグループ国内线のチェックインカウンターで
、空港カウンター営业开始时间から受け付ける。また、搭乗用の2次元バーコードを表
示してそのまま搭乗口を进める“タッチ&ゴー”も利用できるようになった。
自动チェックインとタッチ&ゴーは、丘珠と函馆、钏路、三沢で利用できるが、奥尻
と利尻では使用できない。
JL2741便に搭乗する5人の利用者は、午前7时すぎにチェックイン。通常の有人カウン
ターのほか、自动チェックイン机を利用する人も见受けられた。HACの桑野洋一郎社长
は“函馆路线はビジネス需要が多い。きょうは日曜日で利用者が少ない”と话した。
空港での空席待ちはJAL便同様、出発空港の自动チェックイン・発券机やチェックイ
ンカウンターで受け付ける。
优先搭乗もできるようにした。JALマイレージバンク(JMB)ダイヤモンドと、JMBの
上位会员制度“JALグローバルクラブ(JGC)”プレミア、JMBサファイア、JGC、JALが
加盟する航空连合“ワンワールド・アライアンス”の“エメラルド”と“サファイア”
の各会员が利用できる。
マイレージは全便が积算対象になった。これまではHAC运航便のうち、JALの便名が割
り振られた便のみが対象だった。
HACは丘珠を拠点に函馆と钏路、利尻、三沢へ就航。函馆からは奥尻と三沢に运航し
ている。
JALは経営破绽后の2011年3月、HACの経営から撤退。2014年10月に笔头株主の北海道
などからHAC株を売却时と同额の1株3万1500円で买い戻し、出资比率を14.49%から过半
数を占める51.23%に引き上げ、再子会社化を完了した。
2015年6月には、JALグループの航空会社としてのブランド统一に伴い、HACもロゴマ
ークを鹤丸に変更。丘珠と利尻、奥尻の空港カウンターも鹤丸デザインに改め、机体も
鹤丸涂装にそろえている。